株式会社fun function

仕事を探すとき、最初に思うことは、「好き」って思えるか。好きなことを仕事にできれば、毎日が楽しい。趣味と仕事が一緒になったイメージ。好きなことをやって、人の役に立ち、喜ばれたら、最高の仕事だと思う。収入・休み・働く時間を気にするかもしれないが、そもそも仕事って大変なもの。楽な仕事を選んでも、それが好きじゃない仕事だったら、毎日は面白くない。むしろ大変なことって、刺激的で面白かったりもする。人生は面白いネタ作りのようなもの。好きなことに熱中してたら、いろんな能力や経験を身につけていたり、違った世界が見えてきたりもする。熱中できる毎日を過ごしたい。そうすれば、自然と人生は面白くなってくるはず。

「何を仕事にしようかな」と思った時、「飲食がいいかな」と。食べるの好きだし、仲間と飲むのも好き。地元山梨の和食屋で働いてみた。魚の捌き方を教えてもらった。腕が上達することが楽しくて、市場で魚を買って、自宅でも捌いたりもした。ある時、東京に遊びに行き、レインボーブリッジから見た夜景の綺麗さに心奪われた。「自分も都会の光の1つになる」と決め、和食屋に最短での退職を申し出て、東京に来た。無職だが、住みたかった東京のど真ん中に家賃10万円で家を借りた。その後、居酒屋で働き始めた。が、そのお店がすぐに潰れてしまい、新しい職場を探すことに。「ご当地酒場」という言葉に目が留まり、ファンファンクションに出会った

ご当地の町や食材をPRするご当地酒場。お店で提供する料理や飲み物は、ご当地ならではの珍しく面白いものが多い。そのため、調理も楽しいし、お客様に商品を説明しながら、提供するのも面白い。そんな面白いご当地酒場を、一緒に盛り上げる仲間。一番忙しい金曜日の仕事終わり「今から皇居ランしない？」と軽いノリで話したら、13人も一緒に走ってくれる。そんな童心を持つ仲間と働いて、お店を盛り上げていたら、地元山梨のお店を、自分の好きなようにやれたらなと思うようになった。ある日、社長から「力あるから、自分でやってみたら？」と言われ、2017年に退職。2018年4月、地元山梨のご当地酒場「炭とやまなし 茅場町店」をオープンした。