荒井会計事務所

地域企業の税務・会計などのバックオフィス業務をサポートする会計事務所。しかし離島や過疎地域、山間部では事業が行き届いておらず、海や山を越え遠く離れた会計事務所を利用せざるを得ない方も多くいます。私たちはそんな遠隔地で事業を営む方のためにいち早くクラウド会計ソフトを導入し、本来であれば直接足を運ばなければならない業務も、クラウドの活用により、互いに今いる場所から書類授受やアウトソーシング、会計アドバイスを行う体制を確立。この試みを「島プロジェクト」と名付け、全国各地のクライアントのバックオフィス業務を支えるサービスを展開しています。クライアントは、北海道や沖縄、小笠原諸島など全国各地に及びます。

社会情勢の変化、スモールビジネスのニーズ多様化から「もっとも身近な専門家」として「経営」を総合できる体制変更を行っています。2015年以降にコンサルティング専門事業、RPAやAPI、アプリなどのシステム開発事業、「ひと」に関する専門家である社会保険労務士事業、新型コロナ下の持続化給付金でも活躍した行政書士部門の設立、経営のリスクに向き合うリスクマネジメント事業など多角的、専門的に支援できる体制整備を進めてきました。これは働くスタッフにとっても自分の適性によって多彩なキャリアビジョンを描ける環境とも言えます。リモートワークの導入、待機児童問題解消も含め、今後も時代に合わせた働き方を模索していきます。

クラウドサービスの導入により、専門的な知識が求められる処理業務が格段に減少。業務自体もシステム化され作業効率が良くなった分、“+α”のサービスに力を入れられるようになりました。中小企業様向けの経営アドバイスやコンサルティング業務など、これまでのノウハウを活かせる仕事は多くあります。今後は単にクライアントのニーズに応えるだけでなく、クライアントにとってどんなサポートが適切か、様々な手段・行程を考え最適な提案をする等、サービスの付加価値を高めていくことが求められます。みなさんにはクライアントの最も身近にいる専門家として常に顧客目線を持ち合わせ、主体的に考え行動していってくれることを期待しています。