業種 |
金属製品
非鉄金属/機械/自動車/輸送機器 |
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本社 |
大阪
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◆ 車も飛行機もロケットも――。世界のものづくりを支える「超硬工具専業」のニッチなメーカーです ◆
「超硬工具」とは、金属を速く、精密に加工するために欠かせないツール。
工作機械の先端に取り付け、金属を切削したり変形させたりして、自動車や航空機などの部品を作り出します。
【材料からの自社一貫生産体制】と、【創業85年超の歴史】が持つノウハウで、独創的な製品を開発しています。
ものづくりの進化に伴い、超硬工具に求められる性能や条件も変化していきます。当社は、素材の配合から工具の製造まで、自社一貫生産しています。お客様の多種多様なニーズに応えるため、素材と工具形状の両面から、お客様にとっての最適なものづくりを提案できます。これまで、難削材対応、高能率加工、原材料の調達リスク、環境への配慮等、様々な課題に対して、独創的な技術開発で対応してきました。日々進化するものづくりの基本を支えていくことが、我々超硬工具メーカーにとっての使命です。
合言葉は「失敗ぐらいしてみやがれ!」。ダイジェットの社風を表す社長の口癖です。若手でも良いと思ったことはどんどん挑戦する。失敗しても次に活かせば良い。困ったことがあれば、上司・先輩がフォローする。こうした環境のもと、若いうちから積極的に仕事に取り組んでいます。また残業・休日出勤の平均は月10時間以内に収まっており、毎週水曜日の定時退社デーや計画有給休暇制度など、ワークライフバランスの促進にも力を入れています。プライベートも大切にしながら、若いうちから充実した仕事に取り組むというのが、当社の目指す働き方です。
世界のトレンドは目まぐるしく変化しています。いつまでも同じやり方を続けていては、どんどん取り残されて行きます。「現状に疑問を持ち、習慣にとらわれず、自ら会社を変えてくれる人」そんな人を当社は求めています。そのため先輩社員との座談会や面接の場では、技術部門や企画部門、営業部門の社員が皆さんの疑問に本音でお答えします。社員と話す機会をたくさんつくることで相互理解を深め、皆さん一人一人の持ち味を引き出せるような採用活動を行います。
事業内容 | 【超硬工具とは?】
タングステンとコバルトを焼き固めた超硬合金から作る工具です。ダイヤモンドに匹敵する硬さと、ダイヤモンドをしのぐ強さを兼ね備えており、金属や、炭素繊維のような難削材の加工に使われています。 【どんな製品がある?】 ◎切削加工工具(ドリル、エンドミルなど) 工作機械の先に取り付けて、金属を「切る・削る・穴をあける」加工をします。当社の主力製品です。 ◎耐摩耗工具(金型など) 金属に圧力をかけて「延ばす・引き抜く・押し出す・絞る」などの変形をもたらす金型などの工具です。 ◎超硬合金材料 当社は、同業でも珍しい「材料からの自社一貫生産体制」を構築。工具になる前の超硬合金自体も他社に販売しています。 【どんな場面に生かされている?】 主なユーザーは自動車、航空機、橋梁、発電設備業界などです。 切削加工工具は、金属のかたまりを削り出して金型を作ったり、航空機に使われる炭素繊維のような難削材に効率的に穴をあけたりするのに使われています。 また、耐摩耗工具は、自動車エンジン部品の量産などに役立っています。 超硬工具は、日常生活の中で直接目にすることはないニッチな分野の製品ですが、実は、身の回りのさまざまなものを作っています。 ダイジェットの使命は「ものづくりのためのものづくり」。超硬工具を通して、皆さまのより安全・快適で環境にやさしい暮らしの実現を支えていきたいと考えています。 |
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設立 | 1950年12月(百年工業株式会社)
1954年 6月(ダイジヱット工業株式会社に社名変更) ※1938年10月、小林鉱業株式会社の内地事業所として超硬工具の製造販売を開始。 |
資本金 | 30億9,919万円(2024年3月末現在) |
従業員数 | 456名(うちパート等92名。2024年3月末現在) |
売上高 | 83億4,429万円(2024年3月期・連結) |
業績 | 売上高:83億4,429万円
営業利益:1億1,209万円 経常利益:1億7,426万円 当期純利益:▲1億3,097万円 (2024年3月決算・連結) |
代表者 | 取締役社長 生悦住 歩 |
事業所 | 【本社】(管理・企画、開発・設計技術)
〒547-0002 大阪府大阪市平野区加美東2丁目1番18号 【国内営業拠点】 本社、南関東営業所(横浜)、北関東営業所(群馬・太田)、仙台オフィス、名古屋支店、富山オフィス、広島営業所 【海外営業拠点】 アメリカ、ドイツ、タイ、中国、インド 【工場】(製造、生産技術、検査) 本社、三重事業所・三重合金第2工場(伊賀)、富田林工場 |
沿革 | 1938年(昭和13年) 小林鉱業(株)の内地事業所として超硬工具の製造販売を開始。
1950年(昭和25年) 百年工業株式会社に改組、資本金200万円にて発足。 1954年(昭和29年) ダイジェット工業株式会社に商号変更。 1971年(昭和46年) 世界初のチタンカーバイド系サーメット材種「SUZ」を開発。 1972年(昭和47年) 世界初のナイトライド系強靭サーメット「NIT(ナイト)」を開発。 1978年(昭和53年) 渦巻刃理論採用の鋼切削に高性能を発揮する「ダイジェット-ホソイドリル」を発売。穴開け加工の歴史を一変させる。 1983年(昭和58年) 米国子会社DIJET INC.を設立、米国市場への拡販を開始。 1989年(平成元年) 東京、大阪各証券取引所市場第一部に上場。 1997年(平成9年) 社団法人日本品質保証機構より全事業所にて、ISO9001の認証を取得。 2001年(平成13年) 社団法人日本品質保証機構より全事業所にて、ISO14001の認証を取得。 2006年(平成18年) オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」と全10種類の「モジュラーヘッド」の組み合わせによる金型の荒~仕上げの高速高能率加工用・ヘッド交換式工具「モジュラーヘッドシリーズ」を開発。 2016年(平成28年) ドイツ・デュッセルドルフに欧州販売子会社DIJET GmbHを設立。 2010年(平成22年) タングステン、コバルトを用いない炭窒化チタン系複合新材料「サーメタルCT500シリーズ」を開発。(2011年度超硬工具協会技術功績賞受賞) 2014年(平成26年) インサート両面仕様・高送りカッタ「SKSエクストリーム」を開発。(2015年度超硬工具協会技術功績賞受賞) 2018年(平成30年) 三重合金第2工場の操業開始。 |
技術者の主な出身学科 | 機械工学、金属工学、材料工学、電気電子工学、生産科学、物理学、化学、資源循環学、生命科学など |
ダイジェット工業を表すキーワード | #超硬工具 #工作機械 #金属加工 #切削加工 #塑性加工 #合金 #材料 #研究 #開発 #設計 #ルート営業 #製造業 #ものづくり #メーカー #BtoB #ニッチ #自動車 #航空機 #ロケット #エネルギー #橋梁 #大阪 #三重 #中堅企業 #東証上場 |
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