三洋製紙株式会社

地元が大阪の私は、就職活動が始まる頃「いい会社だよ」という先輩の紹介で三洋製紙を知りました。知り合いも少ない地域ですが、車も持てたことで行動範囲が広がり、ストレスフリーな鳥取での生活が充実しています。紙業界の知識は皆無でしたが、入社後はカミグループの合同研修など制度が充実しているため安心できました。業務は多岐に渡るため、最初は新しい業務を覚えることに必死です。しかし失敗をしても一緒に向き合ってくださる先輩ばかりで、自分らしく仕事が出来ています。歳の離れた先輩も多いですがコミュニケーションは活発ですね。正直、新たな仲間を迎え入れる態勢はバッチリですよ。全員が楽しみにしています。

ペーパーレスが叫ばれて十数年。紙ってこれからなくなっていくんじゃないの？そんなイメージでしょうか。当社の主力製品は段ボール用原紙です。段ボール・・・見渡せばすぐそこにありませんか？実は、強度・扱いやすさ・エコなど多くの点でたいへんすぐれた包装資材なんです。選ばれるのには理由があります。底堅い段ボール需要に支えられ、当社は今年で創業から61年を迎えます。近年のEC市場拡大と宅配件数の増加に示されるように、今後もますます生活と密着した重要な資材となっていきます。

紙は植物の繊維を平たく延ばして作られます。使用した後の紙でも、加工すれば紙として再度利用することができます。当社の製品は100％古紙リサイクルです。廃品回収などで集められた古紙を原料として再利用しています。ゴミを減らし、資源を循環させるサイクルの一端を担うことで社会や環境に貢献しています。また、2017年1月よりバイオマスボイラー発電設備を稼働しました。間伐材などを利用することで森林の維持保全に寄与し、発電した電気の販売により再生可能エネルギーを市場へ供給します。事業を通じて地域の環境と経済へより積極的に貢献していくことを目指しています。私たちはエネルギーと環境をテーマに新たな分野へと挑戦を続けます。