イーソル株式会社

そもそも「組込みOSって何？」という方が圧倒的多数に違いないですよね。自動車、家電品、半導体製造装置、人工衛星……今や世の中にある、ありとあらゆるモノはコンピュータによって動いていますが、コンピュータを搭載したからにはそれを動かすためのOSが必要になります。そのコンピュータを制御する国産OSの多くを実は私たちイーソルが開発しているのです。わかりやすいモノだと、NintendoのSwitchや金星探査機の「あかつき」などに当社の製品が使用されています。最近では、IoT、自動運転、ゲーム、VRなど、最先端の開発も行っています。その未来のモノづくりの根底を支えるOS領域ではイーソルが世界をリードしています。

自動運転市場は現在5つのレベルで区分けされており、レベル2まではいくつかの運転機能の作動や制御が機械によって可能になるだけなので、私たちは完全なる自動運転を示すレベル5到達に向けて開発を続けています。そこでイーソルは自動車業界のグローバル開発パートナーシップである「AUTOSAR」のプレミアムパートナーとして参画。専門技術や知見を活かし仕様策定に貢献するなど、世界基準のモノづくりに取組んでいます。その自動運転を実現するための必要不可なのが、イーソルが世界で初めて商用化したメニーコア向けリアルタイムOS「eMCOS」です。私たちは世界トップクラスのテクノロジーカンパニーを目指し、最先端技術の研究を進めています。

イーソルには「今まで誰も実現できなかった難問に挑戦することを自分の仕事にしよう」という社員が大勢集まっています。活躍している人材の多くが、現場でのトライ＆エラーでどこまで自分を伸ばせるかチャレンジしてきました。どんな現場でも地道な試行錯誤が求められますが、多くの現場に共通しているのは「誰も正解を知らない問いに答えを出す作業」です。言い換えると、「なぜ？」という疑問を持ち続けられる人がイーソルにはフィットすると考えています。あくなき探究心で失敗とやり直しを繰り返せる人が「未来」というのを創り出せます。最後まで諦めなかった純粋な人間が価値あるものを手にできるのです。