これが私の仕事 |
無垢材を使ってものつくりをする、家具製作の現場 弊社の工場では家具が形になるまで様々な工程があり、大まかに説明しますと、木材の長さを切り、表面を加工し横に並べ接着して大きな板を作る「木取り」、家具の構成部材を作る「材料切り回し」、部材を組み立てて形にする「組立て」、家具の「塗装」、などがあります。私は一番初めの工程になる木取りの作業をしています。
製材業者から購入した木材を加工し、家具のサイズに合わせた板を生産するのが主な仕事です。一見簡単そうに思えますが、家具の善し悪しの8割は木取りで決まると言われるような大切な工程になります。
同じロットの板が似た意匠になるようにバランスを取りながら、木材の節の多さや木材の色を見て板の並べ方を決めます。まだまだ、完ぺきではありませんが、自分の作った板材が家具となり完成した際にはやりがいを感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
東京オリンピック・パラリンピック レガシー材利用 入社してから、今まで様々な業務に関わらせてもらいました。
その中でも印象に残っているのが、東京オリンピック・パラリンピックの会場で使用した木材を再利用してベンチを製作するという業務です。材料は千葉県のサーフィン競技会場で使用されていた古材で、大会終了とともに建物が取り壊され、千葉県の倉庫に保管されていました。
私自身が行った業務としては前部署の購買課時には、材料の状況確認、引き取り日程の調整、引き取り後の保管など業務に付随する管理を行い、今の生産部へ移ってからは、引き取った材料から天板等の板材を製作しました。
引き取りから施工まで1年以上の歳月があり、途中仕様変更等様々ありましたが、施工されている姿を見たときには達成感がありました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
多くの人に使ってもらえる家具が作れること 私は木材を使う業界・職種を中心に就職活動を行っておりました。家業が工務店ということもあり、幼いころより木に触れる機会が多く木材・木製品に対して良いイメージがありました。
就職活動を行う中で帝国器材の会社説明会を受け、工場で働いている職人の姿を見てかっこいいなと思ったのが印象に残っています。実際に現場で働く立場となった現在は、その職人に少しでも近づけるように努力していきたいと思っています。
帝国器材に入社する決め手となったのは、学校などの公共施設等への納品を通じて、人々の生活と身近なところで使ってもらえる家具が作れると思ったからです。
学生時代には家具製作の経験はありませんでしたが、そういった製品の生産に携わることができればやりがいになると思い、入社を決意しました。 |
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これまでのキャリア |
研修(1か月)→積算・購買課(4年間)→生産統括部(8か月) |