これが私の仕事 |
報道カメラだから入れる、現場の実情をお伝えする 報道カメラと、カメラデスク業務を兼務しています。
カメラデスクは現場を指揮する立場で、例えば事件・事故が発生した際に、
機材の選定や取材クルーの配置などを判断し、指示を出します。
実は今日も、とある高速道路で事故が発生し、取材ヘリの指揮をとってきたばかり。
スタッフには自分よりも年上の方が多く、最初は指示を出す難しさがありました。
しかし、良いモノを撮りたい・作りたいという想いは皆が一緒。
必死にやっているうちに無駄な気遣いはなくなり、お互いに信頼した上で
日々業務にあたっています。その中で他社にはない
映像をクルーが撮り、反響があった時は達成感があります。
報道カメラとしては、一般の方々が立ち入れない現場を、
見て、撮り、知らない人に伝えることがとてもやりがいにつながり楽しいです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ごく稀だけれど、報道がきっかけで世の中が良い方向に向かうことがある 東日本大震災の当時、私はCBCテレビ岐阜支社にいました。
報道に携わる人間として伝えたい事があるのに、伝えられないもどかしさを経験しました。
熊本地震は、速報を家で見ました。
夜だったので自転車で出社したのを覚えています。
そしてカメラを用意し車で24時間かけて熊本へ。
丸一日取材しホテルに戻った時に、震度7の本震が起こりました。
その揺れは凄まじく、ホテルが傾く程でした。
カメラを回しながらなんとかホテルを出ると、周りは騒然としていました。
余震が続きビルが軋む音や、人々の悲鳴は今も鮮明に覚えています。
この状況を必ず記録しなければいけない。そんな想いでカメラを回しました。
こうした私たちの報道が微力ながらも少しでも多くの人々に伝わり
役に立っていれば、この仕事をしていて良かったと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
美しい映像を撮りたいのではなく、起きてる事を伝えたい 子どもの頃、阪神淡路大震災で、現場の様子を必死に伝える報道カメラや
アナウンサーを見て、心に刺さったのが一番最初のきっかけです。
こんな仕事をしたい。美しい映像を撮りたいのではなく、起きてる事を伝えたい。
世の中には、伝えないとわからないことがごまんとある。
だから報道を通じて多くの人に、世の中で起こっている事の実情を知ってほしい。
そう思ったのが私の原点です。
報道を志した時、選択肢として挙がったのが当社でした。
CBCクリエイションは完全に独立したプロダクションであること、
歴史ある放送局のグループ会社であり、報道というセクションがあったことが決め手です。 |
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これまでのキャリア |
1年目:技術アシスタント/スポーツカメラのアシスタント
2~4年目:CBCテレビ岐阜支社にて報道カメラを担当
5~6年目:スポーツ取材のアシスタント、カメラ、音声等を担当
7年目:報道カメラを担当、現在に至る |