これが私の仕事 |
蛍光X線分析装置の機械設計をしています。 装置の機械設計を担当しています。X線を発生させる管球システムから、開閉が楽な試料扉まで、製品すべての構造物を設計します。性能だけが良くてもダメで、性能の安定性や組立調整のしやすさ、使い勝手、メンテナンス性、耐久性など、製造にかかわる人から、お客様までが安心して使える製品を設計しなければなりません。色々な人の要望を上手く聞き出し、実現することがやりがいを感じる点です。自分が納得して設計し、良くなったね!と認めてもらえると嬉しいです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ブレない設計ができたとき 蛍光X線分析装置のハイエンド機では、X線のビーム径がわずか30umです。測定中には振動や温度変化などの様々な外乱がありますが、X線の照射位置がたった30umずれただけで、全く別の測定物を測定したことになりNGとなってしまいます。この課題を解決するために、CAE解析を活かした設計や、実験を積み重ねたことはもちろんですが、加工メーカと材料や精度を検討したり、製造部と固定方法や調整について議論したりと、色々な人の力を借りながら課題を一つずつクリアしました。最終的には、シンプルな方法で外乱を受けてもX線照射位置がほとんどずれない機構を実現することができました。これまで以上に人とのつながりを増やすことができ、自身の自信にもつながったとても思い出に残る課題でした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
世界初、世界一に挑戦しませんか? 技術者として、世界初、世界一に携わってみたい!というのが私の志望動機です。日立ハイテクサイエンスは日立グループの一員であり、分野を超えた挑戦を実現できる環境があります。また最先端で活躍する様々な分野のお客様がいることで、世界初、世界一に挑戦する機会が多いことが魅力であると思います。 |
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これまでのキャリア |
液晶パネル製造設備装置 機械設計 ⇒ 日立ハイテクノロジーズから転籍 ⇒ 蛍光X線分析装置 機械設計(現職)
※所属・製品等は取材当時 |