太洋電機産業株式会社

当社が中心事業としている「はんだづけ技術」はモノづくりの基盤。自動車産業から電子機器、スマホまで様々な分野で必要不可欠な電子部品を作り出すためには、「はんだ技術とはんだごて」が必須です。はんだごてに関するすべての工程を自社で賄うことで、早くから多品種少量生産に対応できる体制を確立、顧客ニーズを満足させる商品づくりを実現しています。当社の技術は世界に認められ、現在60カ国以上へ輸出するワールドワイドな企業になりました。それを支えているのが自社製品である「goot」です。これからも当社は「goot」ブランドとともに、世界NO.1のはんだごてのリーディングカンパニーを目指していきます。

当社のはんだごては国内でもトップクラスのシェアを占める逸品。生産量日本一ということで何度も国内で表彰された実績があります。世界各国へ輸出していますが、生産現場での要求は年々上がる一方です。そうした生産現場の要望にこたえるべく商品の小型化や急速に温度上昇可能なはんだごて、こて先の寿命改善など商品の改良・開発に余念がありません。国により求める技術の方向性は異なり、自動化による人件費抑制を目的とする国、工賃が安いので誰でも簡単に使えるはんだごての開発が必要な国など様々な要求に対応してきました。これまで培った技術力で現場のニーズに答え、中国・ASEAN諸国を始めとした国々で順調に顧客を増やしています。

当社の高い技術力を支えるのは、自由な発想で商品製造、開発を行う若い技術者たちです。入社直後は、はんだに関する知識がなくても、1年を通して製造の現場を知りながら、徐々にはんだづけの奥深さに引き込まれます。数年後には生産現場からの要望に対して、理論と自分なりの仮説で制約条件をクリアできる立派な技術者に育ちます。現在開発現場は20代、30代の若手技術者が担っており、様々な課題に直面する中でヒット商品を開発、「はんだづけロボット」という新しい商品開発にも成功しています。技術者として大成するには、学力よりも目の前の課題にコツコツと根気よく取り組める力が必要です。世界に通じる次代の技術者を目指してください。