社会福祉法人向陽福祉会

私たちの施設がある京都府向日市は、西日本で一番小さな市でありながら、京都・大阪のベッドタウンとして発展してきた背景から、全国上位の人口密度の“小さいながらたくさんの人が住まう”市です。社会全体で高齢化が進むなか向日市も例外では無いことに加え、こうした市の特徴もあり、私たちの介護・福祉サービスが地域で担う役割は決して小さくありません。地域の人々との日々の何気ないあいさつ、地域交流として一緒にイベント・行事を催していく――。小さい市だからこそ、私たちの日々の活動は地域に影響を与え、まちづくりを担っているともいえます。これからも目の前のご利用者だけではなく、地域にまで目を向けた活動を続けていきます。

「向陽苑」は、特別養護老人ホームや訪問介護、通所介護、ケアハウスのほか、向日市南地域包括支援センターなど、介護福祉に関する様々な機能・部門が集っている複合施設です。そのため、そこで働くスタッフたちも、パッとイメージされる「介護士」だけではなく、「ケアマネージャー」、「生活相談員」、「保健師」など多彩です。お互いに綿密なコミュニケーションを取りながら業務を進める一体感を感じられる職場であることに加え、資格取得などを通じて、各ポジションへのキャリアチェンジの道も広がっているのが特徴。まずは介護士からスタートして、一歩一歩ステップアップしてしっかりキャリアを築いてほしいと思います。

介護の仕事と聞くと、残念ながら「大変」「すごく忙しい」といったネガティブなイメージを持たれる方も少なくありません。当法人はこうした現状を踏まえ、設立以降ずっと「働きやすい環境づくり」にも注力を続けてきました。月平均残業時間は5時間程度で、定時に終業することも可能ですし、一般財団法人乙訓勤労者福祉サービスセンター（愛称：ピロティおとくに）の各種福利厚生サービスを受けられたり、プライベートの旅行に使える手当を支給していたりと、様々な角度からスタッフのワークライフバランスを支えています。これからも、長く働き続けられる環境をさらに進化ささせていきたいと考えています。