これが私の仕事 |
就労継続支援B型事業所で事務/障害者入居のグループルームで利用者支援 就労継続支援B型事業所で、電話や受付等の来客対応から給費費請求や工賃封入等の利用者に係る事まで、様々な業務を担っています。工賃とは、就労支援を通じて生産活動を行った労力の対価の事で、簡単に言うと「利用者のお給料」です。また月1~2回程、グループホームで利用者支援を行っています。入居者5名に対し職員1人で支援を行うので、緊張感を持って仕事ができるのが、難しい部分でもあり楽しい部分でもあります。健常者と同様、障害を持っている方にも様々なパーソナリティの方がいます。さっきまで穏やかな表情をしていた利用者が突然泣いたり、怒ったり・・・前後の背景から感情の変化の要因を考え、次の支援に活かします。支援に正解はないと思うので、日々利用者に寄り添いながら模索・勉強していく事がこの仕事の醍醐味だと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
利用者との関係を築く上で、支援者として大事な感覚を培う事 グループホームに鉄道が好きな男性利用者がいます。日頃から「鉄道の本を入れる本棚が欲しい」等といった物品購入の要望が幾度かありました。私は実際に部屋を見た上で、「収納が足りていないから購入が必要である」という認識でした。しかし、それから別日に勤務に入った際に、彼の部屋がとても散らかっているという事がありました。話を聞くと、実際は彼に収集癖があり、期限の過ぎたチラシやクーポンを溜め込んだり、同じ物を何度も買うという事を繰り返しており、収納棚も上手く活用できていないようでした。単に本人の要望を聞くのではなく、自室でどのように過ごしているか・どのような気持ちでいるかの想像や見立ての上での関りが大切であると考えさせられました。利用者との関係を構築する上での気付きになったのは、嬉しかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
利用者がいる環境で、彼らと一緒にイキイキと仕事ができる事!! 人と関わる事が好きだったので、学生時代から接客業を中心とした仕事に就いており、福祉も事務も未経験でした。しかし以前から障害福祉に興味があり、入所施設の見学や障害者の方が経営する飲食店に足を運んでいたことがありました。その経験から、障害者支援ができる施設で働きたいという思いが強くなり、求人サイトで探していく中でこの法人を見つけました。勤務地は遠かったですが、最終的には面接での雰囲気が直感的に合うと感じ、入職を決意しました。また特に自分に合っているのが、普通のオフィスのような職場ではなく利用者がいる環境で仕事ができる事です。利用者が自分の作った作品を見せにきてくれるのが癒しの時間で、中には何度も見せにくる方もいますが、描出の拘りやちょっとした変化もあったりして、それを見つけるのが楽しいです。 |
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これまでのキャリア |
前職:食品小売店勤務(約2年間)→事務職兼生活支援員(現職・今年で3年目) |