こんにちは。お久しぶりです。採用担当です。
毎日暑いですね。就活はどんな感じでしょうか?
今日は当社の種苗事業部「生産部」のお仕事を紹介します。
当社は野菜種子の品種改良をして、プロの農家さんに提供する事業をしております。
おいしくて、病気に強くて、収穫しやすくて、お店に並んだ時に見栄えがして…など
生産者さん、消費者の皆さんの要望が詰まった青果物ができる種子の研究をしております。
その研究を「育種」と呼んでいて、いわゆる種苗会社にとっての花形職種になり
学生さんの多くもこちらの職種を志望していただいています。
自分の手がけた品種が世の中の多くのひとに受け入れられる可能性のある魅力がありますからね。
ただ、実際に種子を販売する際にはたくさんの量の種子が必要となります。
当社の主力品種の、国内ではカブ、ニラ、ネギ、海外ではチンゲン菜、カイランサイなどの中国野菜
などはトン単位で種子が必要となります。
一粒1グラムにもならない種子をトン単位で採種する必要があります。それらを
取り仕切るのが今回紹介する「生産部」です。
研究者が品種改良して開発した種子を海外の契約農家さんに作成してもらう仕事です。
★生産部の特徴
1.英語での商談、契約(海外生産会社と量や品質、金銭も含めて細かく取り決めをします)
2.海外採種農家さんへの栽培指導(研究者が決めた種子の作付けマニュアルに沿って行います)
3.海外農場に出向いて生育状況や何か異株が無いかの確認など、出張で出向いて確認します
(全世界で作付けしているのでいろいろな地域に出張します)
4.貿易取引に関わります。
(海外から日本に種子を取引するためには様々な国際ルールに沿って行います)
5.国内外で多くの生産者が必要とする種子を作るのでやりがいがあります
6.会社の売上に貢献する元となる仕事でやりがいがあります
7.(これ重要です)
研究者が開発した品種を栽培するのに適した場所を選定するのも生産部の重要なお仕事です。
その土地の緯度、気象条件、土地の状況、もちろん生産者のレベル、治安、物流、
検疫や輸出の体制など、様々な条件をみて選定します!
など、国際的で農業や植物の知識も活かせ、英語での商談や、栽培計画、貿易知識など
幅広い経験と知識が身に着けられる、スケールの大きい仕事です。
熱量を込めて語ってしまいました…。
ぜひ、育種や営業の影に隠れがちなこの職種にもぜひ皆さんの関心を持ってもらえたら嬉しいです。