社会福祉法人祐正福祉会

利用者の支援区分・介護度に応じて、食事や排泄などのサポートを行うのが私たちの仕事。当法人では、ケアマネージャーや社会福祉士、医療者やリハビリプランを考える理学療法士などがチームを組み、多職種協働で利用者のケアに当たっています。できないことを探すのではなく、「できること」に光を当てるのが当法人が目指すもの。利用者と一緒に、できたときの喜びや楽しさを実感できるのが、この仕事の最大の魅力です。職場では思いやりを持って利用者に接している方、コミュニケーション力の高い方、自分の頭で考えて行動する方が活躍しています。入社時に専門知識がなくても、働きながら仕事を覚えられるので、自信をもって仕事に臨めます。

利用者の介護業務に加えて、施設でのイベントの企画・運営も介護職の大切な仕事のひとつです。それぞれの施設では、季節を楽しむイベントや施設内行事などさまざまな企画が行われています。2020年春以降は、家族との面会制限があったり、従来行われていたイベントを延期・中止したりと、利用者の行動を制限せざるを得ない状況もありましたが、そんななかでも発想を切り替えて、施設内で楽しめることをプランニング。利用者と職員で話し合って活発にアイデアを出し合い、感染症対策を徹底したうえで、縁日イベントや焼きいも大会、お花見や七夕まつり、クリスマス忘年会など趣向を凝らして行なっています。

当法人では、ライフイベントを経ても職員が継続して働けるように制度活用を推進しています。産休・育休制度の周知を徹底していることもあり、2020年度は2名、2021年度は4名が育休を取得しており、2022年度も2名が取得予定です。職場復帰後も、職員の仕事・子育ての両立をバックアップ。看護休暇を活用しながら働く職員もいます。また、スキルアップしやすい環境づくりにも力を注いでいます。施設内外で研修を受ける機会を積極的に設け、介護福祉士・社会福祉士などの資格取得も支援。各資格ともに10万円まで費用を助成しています。キャリアアップを支援する体制が整っており、職員はモチベーション高く仕事に取り組んでいます。