みなさんこんにちは!
今回は、船員の職業について若干法的な観点からお話しようかと思います。
船員とは船舶に乗船している者で、一番トップの上級職である船長を筆頭に、それ以外を海員と呼ばれています。
海員の中に海技士免状の必要な航海士(一等航海士、二等航海士、三等航海士など)、
機関士(機関長、一等航海士、二等機関士など)、
海技免状を持たなくても職務できる部員(甲板員、機関員、司厨員など)で構成されています。
内航船員は船舶の航行区域や大きさにもよりますが、
一般的に六級海技士(航海)を取得すれば、二等航海士まで職務する切符をもらったことになります。
そして、四級海技士(航海)を取得すれば、一般的に船長の切符をもらったことになります。
また、同じく、六級か五級海技士(機関)を取得すれば、一等機関士まで職務する切符をもらったことになります。そして、四級海技士(機関)を取得すれば、機関長まで職務する切符をもらったことになります。
ただし、業界経験上、10年以上職務経験しないと船長や機関長になることは難しいとされています。
これは自動車や飛行機の免許も一緒だと思うのですが、免許取得しても、経験が浅いままでバスの運転手や機長になることはお客の命にも関わってきますよね。
船舶の場合は一人だけの操船ではなく、乗船人数全員で運航していることもあり、船員一人ひとりがチームワークを醸成させることのできる人間性も必要とされています。
日本は海に囲まれた国なので、海上を通じてほとんどの物資を運んでいます。
船員は将来なくならない職業であるといわれていますので、なってみて損はないと思いますがいかがでしょうか??