みなさんこんにちは!
ところで、船員になるにはどうしたらいいのでしょうか?
一般的に船員は船員養成学校で勉強し国家資格である海技士資格を取得してから船会社に就職することが一般的であるとされてきました。
現在の船員養成学校は大学では東海大学、北海道大学、東京海洋大学、神戸大学、などが頭に浮かんできます。大学校では海技大学校という教育機関があります。
また、短期大学にあたる海上技術短期大学校や高専にあたる商船高等専門学校、高校にあたる水産高校や海洋高校などあります。
これらの卒業した人の全てが船員になるわけではなく、また、皆に知られていない職業であることから、現在の内航船の船員不足を解消するほどではありません。
海技士資格には上から海技士一級から下は海技士六級まで分類されておりまして、これは世界共通の国際資格と言えます。
国内の日本人船員が主に運航する内航船では主に四級、五級、六級が必要とされています。
この図を見ても、一般人には海技士資格を取得する方法が無いように見えるかもしれません。
最近では、海技士資格を取得していなくても、未経験船員をプラス新人教育者として採用する船会社が出てきました。
会社が未経験船員を養成する時代がやってきたといえます。
弊社では従来より未経験者を積極的に採用し、会社で経験を積み、会社に所属して働きながら国家資格を受験、取得してもらう。
このような方法を15年ほど前から続け、今では完全未経験者出身船員が全社員の4割に迫るほどになりました。
弊社では15年以上積極採用してきた中で未経験者出身の長所が見えるようになりました。それは、、、
「船員養成学校出身船員にはない、陸上勤務経験の視野を持っている」
ということです。
弊社の未経験出身者は船員、船員養成学校以外の教育や、陸上一般企業の人と関わった社会経験を積んでいます。
これは非常に大きくて、陸上で経験した新しいものを海上にも取り入れていく視野を持っています。
船員養成学校出身の海上勤務しか知らなかった船員、陸上勤務や陸上教育しか知らなかった未経験者、これらの人々が融合していることも弊社の強みと言えます。
これから世の中は色々なものが変わっていき、今後の日本の姿にも予測がつかなくなっています。
これを機に、弊社で一緒にこれからを考えていきませんか?