私たちは、小ねじ、ナットや自動車のマニュアルトランスミッションに欠かせないシンクロナイザーリングといった精密部品を製造する会社です。精密部品のパイオニアとして、精度の高い製品づくりが要求される冷間鍛造の分野においても、お客さまから信頼を獲得してきました。お客さまは、大手自動車メーカーや電機メーカー、航空機メーカーなど。国内だけでなく海外にも拠点を設け、グローバルに部品を供給しています。
柱時計の製造から始まった当社。時計に使われるねじや部品は、精度の高さが要求されます。そのような高精度の部品を作る技術を持っていることにより、自動車のミッション部品やねじ類、航空機部品の依頼をいただくようになりました。これまで100年以上、時代とともに業容を変化させながら成長を続けています。特に自動車産業は、電動化の流れがあり、部品の構成が大きく変化することが予想されていますが、目指しているのは常にお客さまから必要とされ続けるオンリーワン精密メーカー。現在の技術にあぐらをかくことなく、積み重ねた伝統と技術に磨きをかけて次世代につなぎ、人々の幸せや社会の発展に貢献したいと考えています。
当社が主に作っているのは、自動車の内外装部品や配管類を固定するために使用されているねじやナットなどの留め具やシンクロナイザーリングという自動車のマニュアルトランスミッションに使用する部品です。小さな部品が多いのですが、摩耗や過酷な使用環境にも耐えられるものでなくてはならないため、高度な技術が必要。これまで多種多様な部品の製造に携わり、規格品から特殊品までさまざまなニーズに応えてきた結果、精度の高い部品を提供できるようになりました。それが、お客さまからの信頼につながり、今では海外のお客さまから依頼をいただけるほどに。若手に技術を受け継ぎ、新しい製品づくりにも積極的にチャレンジしています。
当社では、パート・アルバイトスタッフも含め、さまざまな年齢の人が活躍しています。その多くが未経験で入社しました。でも、上司や先輩社員が丁寧に指導しているので、みんなしっかりと成長でき、活躍しています。はじめはわからないことがあって当たり前!機械や道具の名前、使い方などの基本から指導しますので、何でも聞いてくださいね。また、仕事でわからないことがあるときには、先輩社員がすかさず声をかけ、しっかりとサポートします。しかも、誰とでも話しやすい雰囲気。なんでもみんなで協力しながら進める社風であり、社員同士のコミュニケーションが盛んなので、安心してスタートできるでしょう。
事業内容 | 自動車用シンクロナイザーリング等の精密鍛造品及びねじ類、その他航空機部品の製造販売。
【主要製品】ファスナー製品(スクリュー・ナット)、精密鍛造品(シンクロナイザーリング他)、航空機ファスナー製品 |
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設立 | 1906年(明治39年)5月 |
資本金 | 44億6300万円(2023年3月期 自己資本) |
従業員数 | 353名(2023年3月時点) |
売上高 | 186億7200万円(2023年3月期実績・連結) |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 岡野 圭 |
事業所 | 【本社・本社工場】 愛知県名古屋市東区矢田三丁目16番85号
【旭工場】 愛知県尾張旭市下井町はねうち2345番地の1 【美濃工場】 岐阜県美濃市楓台41番地 【広島営業所】 広島市東区愛宕町7番23号(山木戸ハイツ1F) 【関東営業所】 埼玉県朝霞市三原3-3-11 <国内子会社> 株式会社守山製作所 株式会社江南螺子製作所 <海外子会社> OSR,Inc. Owari Precision Products (India) Private Limited OWARI SEIKI(THAILAND)CO.,LTD PT.Owari Seiki Indonesia |
沿革 | 1906年 5月 中国及び東南アジアの輸出柱時計及び目覚時計の製造・販売を目的として、資本金10万円をもって尾張時計株式会社を設立。
1918年 7月 帝国機械製造株式会社を合併。 1939年 12月 名古屋市東区矢田町に工場を新設し、陸軍航空本部監督工場に指定され専ら航空機部品の製造に従事し本店を矢田町に移転。 1943年 8月 商号を尾張時計航空機工業株式会社と変更し、名古屋市東区飯田町に工場を新設。 1944年 1月 津島市藤浪町に工場を新設し同年4月軍需大臣により軍需会社に指定。 1944年 6月 本店を名古屋市東区葵町に変更し、同年8月瀬戸市に工場を新設。 1945年 8月 軍需会社の指定を解除され、同年10月商号を尾張時計株式会社と復元変更し、掛時計、目覚時計、及び一般ねじ類の製造に従事し平和産業へ転換。 1949年 5月 本店を現在地に復帰し、本社工場を除く他工場を整理。 1961年 10月 名古屋証券取引所(市場第二部)に上場。 1962年 1月 株式会社守山製作所(現・連結子会社)を設立。 1962年 5月 商号を尾張精機株式会社と変更し、掛時計、目覚時計の製造を中止し、自動車ミッション部品、一般ねじ類、航空機の部品製造に重点をおく。 1966年 7月 本社工場に新熱間鍛造工場を建設。 1967年 5月 尾張旭市に新工場用地を取得。 1968年 5月 尾張旭市に機械加工工場を新設。 1969年 1月 一般ねじ類の販売を目的とし東京事務所を開設。 1970年 6月 尾張旭市に熱間鍛造工場を新設。 1973年 1月 東京事務所を東京営業所と改称。 1981年 3月 本社工場に熱処理工場を建設。 1982年 2月 自動車ミッションの部品であるシフトフォークの製造を開始。 1985年 1月 本社の工具工場を旭工場に移転。 1987年 11月 広島営業所を開設。 1989年 11月 旭工場に物流センターを新設。 1992年 3月 旭工場にプラズマ溶射工場を新設。 1993年 1月 岐阜県美濃市美濃テクノパークに新工場用地を取得。 1994年 5月 株式会社江南螺子製作所(現・連結子会社)の株式買収。(2016年8月愛知県江南市から岐阜県各務原市に移転) 1995年 4月 岐阜県美濃市美濃テクノパークに冷間鍛造工場を新設。 1999年 4月 本社・美濃工場で、品質保証の国際規格ISO9002の認証を取得。 1999年 12月 旭工場で、品質保証の国際規格ISO9002の認証を取得。 2000年 3月 旭工場にミドルリング工場を新設。 2001年 8月 本社工場に物流センターを新設。 2002年 4月 アメリカ合衆国インディアナ州に、OSR,INC(現・連結子会社)を設立。 2002年 10月 本社・旭工場・美濃工場で、環境の国際規格ISO14001の認証を取得。 2002年 12月 インド共和国カルナータカ州バンガロールに、OWARI PRECISION PRODUCTS(INDIA)PVT.LTD.(現・連結子会社)を設立。 2004年 8月 中華人民共和国浙江省嘉興市に合弁会社合克薩斯(へくさす)精工(嘉興)有限公司を設立。(当社出資比率10%) 2005年 1月 本社工場の冷間鍛造工場を改築。 2006年 5月 創業100周年記念として、本社工場に「先人の碑」を建立。 2006年 11月 本社・旭工場・美濃工場・広島営業所でISO9001に加え、品質保証の自動車部品に対する国際規格TS16949の認証を取得。 2007年 3月 タイ王国ラヨン県に、OYT CO.,LTD.を設立。(2017年4月OWARI SEIKI(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)に社名変更) 2008年 3月 東京営業所を閉鎖し、営業部に統合。 2009年 9月 株式会社旭鉄工所(現・株式会社守山製作所)の増資を引き受け、子会社化。 2009年 12月 航空宇宙産業における国際規格JISQ9100の認証を取得。 2012年 10月 株式会社守山製作所を存続会社とし、株式会社旭鉄工所を吸収合併。 2013年 1月 美濃工場を増築し、建屋二階に株式会社美濃コーティング(現・連結子会社)を設立。 2016年 4月 インドネシア共和国西ジャワ州に、PT.Owari Seiki Indonesiaを設立。 2019年 5月 埼玉県朝霞市に関東営業所を開設。 2020年 4月 OSR,INC.アメリカ合衆国インディアナ州に土地を取得し、工場を移転 |
ホームページ | https://www.owariseiki.co.jp/ |
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