・・・・・・・・・・ 前回の続き.。o○
●将来の目標を教えてください。
答えになっているかはわかりませんが、
「学びて時にこれを習う(学んでは適当な時期におさらいする)」が将来の目標です。
その理由としては、
亦た説ばしからずや(なんと心嬉しいことではないか)というのもありますが(笑)、
「将来の不確実性が高まっていること」と「継続が一番難しいこと」が挙げられます。
まず、テクノロジーの急激な進歩や経済・国際情勢の不安定化により、
自分が生きていくであろう今後の数十年の未来だけでも予測できる人は
皆無に等しいと思います。おそらく世間の大多数は三十年前に
スマホや人工知能、ITなどの台頭を予測できなかったと思います。
人生百年時代と言われていますが、
百年たたずしてここまで産業構造が変化しているのですから、
将来を予測するだけ杞憂に終わると思います。
しかし、そうした社会の変化に対抗する唯一の手段があり、
それが「学びて時にこれを習う(学んでは適当な時期におさらいする)」ことです。
社会の変化に抗うのではなく、それを受け入れて学習し、理解を深めて適応することです。
ここ数十年は技術革新の指数関数的な発達により、
新しい技術が次の日には陳腐化していることも珍しくありません。
そうした社会情勢の中で、いかにして生きていこうかと考えたときに
現代人の取りうる最善策は、小手先のテクニックに頼ることではなく、
学んでは適当な時期におさらいすることだと思います。
そのように頭ではわかっているけど、
続けられない(ダイエットと同じですね)こともあると思います。
社会人になると毎日が忙しく、日々勉強してたまに復習する時間や余裕が無くて、
その習慣を継続させていくことが困難になります。
「今も学びて時にこれを習うし、将来にかけても学びて時にこれを習い続けますよ。
この習慣を絶やさずに継続させていきますよ。」
このような将来の自分に対する宣戦布告の意味も込めて、
「学びて時にこれを習う(学んでは適当な時期におさらいする)」ことを
将来の目標とさせていただきます。
●就活生へ何かアドバイスがあれば教えてください。
私の知り合いには、
「仕事が嫌い」や「もう仕事辞めたい」、「早くFIREしたい」と言う人がたくさんいます。
こうした考え方も世の中の正解の一つだし、それを否定するつもりはないのだけれど、
私は仕事をするからには何か自分が面白いと思う仕事、
自分が興味があって好きな仕事がしたいと思う。
私もそうでしたが、就活生の皆さんも将来に対する漠然とした不安や
憂鬱な気持ちを抱えていると思います。
選考に落ちて不採用通知に心が病んでしまうこともあるかもしれません。
そんな時に、直感的に自分が「なんか面白いな」とか
「なんかワクワクするな」と感じられる選択肢を考えてみるのもいいかもしれません。
人は自分がやりたいと思っていることをやっている時がもっとも生産性が高くなります。
自分が面白そうだと思ったら、それに挑戦してみる。
自分が何か身に着けたい知識や技術があったら、それを勉強してみる。
「やりたいと思っていることをやってください。」これに尽きると思います。
がんばってください!(^^)!