森松工業株式会社

創業74年―当社はライフラインである”水”を安心して供給するステンレスタンク製造のパイオニア的存在。その製品は業界トップクラスのシェアを誇ります。写真のようなタンク、見たことありませんか？学校や病院、公共施設、マンションなどの貯水タンクとして使われており 、蛇口をひねればいつでも衛生的でおいしい水が飲める安心は、当社の技術によってつくられています。 このステンレス製のタンクは、衛生的というだけでなく耐久性の高さも特徴。何十年も使い続けられます。人々の暮らしの安心をこれまでも、これからも・・・陰ながら支え続ける会社です。

今、世界中で取り組まれている【SDGs】。当社はこの中でも「住み続けられるまちづくりを」と「安全な水とトイレを世界中に」、それから「つくる責任・つかう責任」の観点でも貢献しています。例えば、安心、安全な水の供給は日常シーンだけではありません。災害時には特に重要視されるライフラインの確保。当社はこの一翼を担っているという責任を持ち、災害発生時にはその地域に設置されているタンクを即日～遅くとも翌日で水を安心して届けられるよう復旧させます。また、当社タンクは強化プラスチックやコンクリート製のタンクと違い、溶かして再利用できるステンレス素材を利用しているため、廃棄物ロスにも貢献しています。

創業間もない70年ほど前は、鉄製や樹脂製が主流であった給水タンク。より衛生的で耐久性の高いステンレスで作りたいとの想いで編み出されたのが独特の球面構造を取り入れたパネルのフォルムと溶接技術。それは、幾度もの挑戦と試行錯誤を繰り返し、企業生命をかけて打ち込んだ結果です。この技術と姿勢は、約半世紀以上経った今もなお受け継がれている当社のDNA。当社の溶接技術を伝える研修は、新入社員をはじめ製造に関わる全ての社員が受講し、現在でもしっかりと伝承されています。次の未来をつくる、自社の人材育成はもちろん、地域社会貢献の文脈からも、今後も絶えず技術を磨き、進化を続けていきます。