株式会社 中筋組

中筋組は、緑あふれる島根、神々のふるさと出雲で、グループを統括するとともに、総合建設業として土木、建築から港湾、上下水道まで幅広い事業を展開し、創業以来、順調な業績を上げています。しかし当社が目指してきたのは、事業規模の拡大だけではありません。地域のため、社会のために存在することこそ、変わることのない当社の経営信条であります。住みよい暮らしをご提案する建築部門では、新築からリフォームまで住まいづくりのポイントを細かくサポート。あらゆる事業分野で人と「自然との共存」や「景観への配慮」を最優先に考え、地域の皆様の笑顔のために、地球に優しく、便利で快適な未来社会の創造を追い求めていきます。

創立70年を迎える株式会社中筋組には、先々代から脈々と受け継がれてきた精神「“生きている”のではなく“生かされている”」という考えがあります。出雲という神々と共に歴史を重ねてきた地域性もありますが、企業も人間も多くの人々の支援や力添えによって、はじめて育つことができるのだという考え方です。当社の仕事は協力業者の方々と連携しながら進め、工事を完成させることです。多くの方々と力を合わせていく上で相手を認め、尊重し、信頼関係を築くことが非常に重要であり、「生かされている」という気持ちで取り組むことが重要なのです。素直で、相手を思いやり、協力し合うことができる人材を求めています。

当社は創業以来、事業の多角化と分社化を積極的に進めてきました。その結果、中筋グループは現在7社。業種は建設業をはじめ、IT、石油、食品など多岐に渡ります。実は当社では、戦略的な意図をもって異業種によるグループ化を図ってきました。それは領域の異なる何本もの柱をもったほうが、好不況の波を分散でき、経営基盤をより強固に安定させることができるからです。また異なる事業分野のノウハウや経営資源は、変化の激しい現代においては特に大きなシナジーを生み出します。例えば、「i-Construction」などIT技術を活用した施工やサポートを自社グループで完結できる能力など。戦略的な異業種グループ経営が、当社の強みの源泉なのです。