社会福祉法人東京聖労院

モットーとして掲げるのが、“「職員満足」なくして「利用者満足」なし”の想い。職員たちが満足することで、職員一人ひとりに笑顔が溢れ、利用者さんのことを考えた行動にも表れ、それが連鎖しながら広がっていくことで、利用者さんの満足に繋がると考えています。そのため、職員たちの意見やアイディアにしっかり耳を傾け、それを取り入れながらみんなが働きやすいと思える環境づくりにも法人として取り組んでいます。福利厚生を充実させているのもその取り組みのひとつ。産休・育休は単に制度としてあるだけでなく、活用されるよう環境を整えたり、資格取得の支援をしたり、長期的な視点で働けるよう職場環境も常に改善していっています。

利用者さんたちに向き合う上で、知識やスキルは大切です。そのため、当法人では種類豊富な研修やOJTを通してそれらを習得できるようになっています。OJTでは先輩がマンツーマンで対応し、個人の成長ペースや状況に応じてレクチャー。手厚いサポートがあるからこそ一年後には独り立ちできるレベルにまで成長でき、そこからは得た知識やスキルを後輩たちに受け継いでいく立場になります。また、当法人では昇格・昇進についても環境を整えており、キャリアアップコースと専門職コースを用意。「キャリアを重ねて経営に携わりたい」「専門技術を高めて利用者さんにすぐそばで寄り添い続けたい」といったように、それぞれの想いを大切にしていけます。

当法人の創業は97年前。まだ世間に社会福祉制度が存在すらしていなかった時代です。そんな中「ほっておけない」といった人々への想いにより、生活保護法の更生施設や母子寮の経営からスタート。その後、特別養護老人ホームなどの運営により高齢者の自立支援を行ったり、児童関連の事業を通して児童の健全育成に取り組んだり、世の中に求められる事業を展開。現在では、都内4つの区市で特別養護老人ホームを中心とした高齢者福祉事業、2つの区で児童館・学童クラブなどを手掛け、事業所数14・職員数700名以上と、大きく成長しています。今後も、報いを求めない聖き労働である“聖労”を実践し、地域とともに育ちながら社会へ貢献し続けます。