「地域を元気にする」これが私たちの使命。
人口減少などの地域社会の課題解決も見据え、社会の交易のために仕事に取り組んでいます。
安全・安心なモビリティサービスで、豊かな暮らしを「まもる」こと。誰も見たことのない景色を「つくり」、生活に彩りを添えること。
そのために、数々の挑戦的な取り組みで、道を切り拓いてきました。
変わらない「想い」と、変えていく「未来」。まちづくりへの「挑戦」を続けていきます。
「安全とサービスを基盤として九州、日本、そしてアジアの元気をつくる企業グループ」が私たちの“あるべき姿”。活気あふれる九州のまちづくりを起点として、日本やアジアまで元気を届けていきます。鉄道・バスなどの安定したモビリティサービスと中心として、駅ビルやマンションの開発など、人々の暮らしに深く根付いた事業を展開しています。2030年の長期ビジョンでは、“住みたい、働きたい、訪れたい”九州のまちづくりを目指す先として掲げ、地域の活性化にさらに力を入れています。これからも地域社会に密着したインフラ企業として、私たちの“あるべき姿”に向かって進み続けます。
私たちの仕事は、人と社会に直結しています。地域の人口問題など、社会課題とも密接した関係があり、社会全体を見据えた仕事です。九州の社会を「まもる」役割を果たすためには、常に新しい道を「つくる」ために挑戦し続ける必要があります。私たちは「D&S(デザイン&ストーリー)列車」や、「流れ星新幹線」など、業界初の取り組みをいくつも成し遂げてきました。挑戦を加速させるために、社員から新規事業を公募する「HIRAMEKI(ヒラメキ)」という独自の取り組みも行っています。「まもる」「つくる」で、これからも明るい社会づくりをしていきます。
「社員が幸せに働ける会社でこそ、お客さまや地域の方々を幸せにできる」と私たちは考えています。社員一人一人が輝ける会社であるために、働きやすい環境づくりに力を入れています。例えば、各自に合った働き方を可能にするため、寮・社宅の完備や出産・育児期間中の休暇、テレワーク勤務など、福利厚生を充実させています。また、個々人の能力を伸ばせるように、役職ごとの研修や大学院でのMBA取得支援など、“自ら学び、挑戦する”機会を増やしています。賃金制度の見直しや採用区分の撤廃など、人事制度の改革を進めています。全員が働きがいを持ちながら安心してJR九州にいられるように、会社の在り方をアップデートしています。
事業内容 | 私たちは、「地域を元気にする」という使命のもと、人々の暮らしに深くかかわる事業を展開しています。
九州全域に広がる交通網を活かし、不動産や流通・外食など、幅広い角度からまちづくりをしています。 ■鉄道事業 安全で効率的に移動できる社会を実現し、人々の生活を支えることが、私たちの根源的な価値です。 在来線および新幹線(九州新幹線、西九州新幹線「かもめ」)の運行や、ダイヤの管理、車両のメンテナンス・修繕などを行っています。 また、「D&S列車」や「ななつ星in九州」といった観光列車にも力を入れており、豊かで情緒あふれる九州のまちづくりにも貢献しています。 九州の魅力を発信するため、既存の鉄道・駅を用いた旅行ツアー企画・販売はもちろん、 D&S列車やクルーズトレインなど観光列車の開発を通じて、新しい体験価値を生み出しています。 ■不動産事業 駅ビルやマンションなどの設計・管理を行っています。 博多駅にある「JR博多シティ」や新築分譲マンション「MJR」など 人が集まる中心地の開発や、都市のランドマークになる建物を手掛けており、社会に大きなインパクトを生み出しています。 |
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設立 | 1987年4月1日 |
人材の多様化 | JR九州グループでは多様な個性を持った社員が様々な部門で活躍しており、外国人や障がいのある方も活き活きと働いています。各々がもつ価値観や考え方を大切にすることで、お互いに刺激を受け、学びそして成長していくと考えています。 |
資本金 | 160億円 |
従業員数 | 7,311名(2023年4月1日現在) |
売上高 | 2,116億円(2023年3月期実績 ※単体) |
代表者 | 代表取締役社長 古宮 洋二 |
事業所 | 本社/福岡
支社/東京、北九州(地域本社)、長崎、大分、熊本、鹿児島 海外事務所/バンコク その他/駅・車掌区・運転区・保線区・電力区・車両所・社員研修センター等 |
沿革 | ●1987年 九州旅客鉄道株式会社発足
●1989年 特急「ゆふいんの森」デビュー ●1991年 博多~釜山間にJR初の国際航路開設、「ビートル2世」就航 ●1998年 小倉駅ビル「アミュプラザ小倉」「ステーションホテル小倉」オープン ●2000年 長崎駅ビル「アミュプラザ長崎」「JR九州ホテル長崎」オープン ●2001年 「JR九州ホテル鹿児島」オープン 885系「白いかもめ・ソニック」、815系新型近郊電車ブルネル賞受賞 福北ゆたか線電化開業 ●2004年 九州新幹線 新八代~鹿児島中央開業(部分開業) 鹿児島中央駅ビル「アミュプラザ鹿児島」オープン ●2005年 九州新幹線800系「つばめ」ローレル賞受賞 ●2006年 介護付有料老人ホーム「SJR別院」開業 ●2007年 (株)ドラッグイレブンホールディングス株式取得 ●2009年 ICカード乗車券「SUGOCA」サービス開始 「SL人吉」 、特急「海幸山幸」デビュー ●2010年 上海事務所開設 ●2011年 「JR博多シティ」グランドオープン 九州新幹線全線開業、山陽新幹線との直通運転開始 「祝!九州」キャンペーンがカンヌ国際広告祭にて3部門受賞 特急「指宿のたまて箱」、「あそぼーい!」、「A列車で行こう」デビュー ●2013年 クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」デビュー ●2014年 農業生産法人JR九州ファーム(株)設立 香椎線Smart Support Stationサービス開始 ●2015年 学童保育施設「Kids JR高取」開業 「JRおおいたシティ」オープン JRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」デビュー (株)おおやま夢工房株式取得 ●2016年 「JRJP博多ビル」オープン 東京証券取引市場第一部への上場 ●2017年 特急「かわせみ やませみ」デビュー バンコク事務所開設 「六本松421」オープン キャタピラー九州(株)株式取得 ●2018年 「肥後よかモン市場」フルオープン アリババグループと戦略的提携 久大本線全線復旧 ●2019年 JR九州パレットワーク株式会社設立 「THE BLOSSOM HIBIYA」「THE BLOSSOM HAKATA Premier」オープン マルチモーダルモビリティサービス「my route」実施 (株)萬坊株式取得 長崎地区にハイブリッド車「YC1系」投入 ●2020年 「36ぷらす3」運行開始 「アミュプラザみやざき」グランドオープン 「流れ星新幹線」特別運行 ●2021年 JR九州アセットマネジメント(株)設立 「アミュプラザくまもと」オープン (株)ヌルボン設立 ●2022年 「THE BLOSSOM KYOTO」開業 JR九州リージョナルデザイン(株)設立 JR九州ホテルマネジメント(株)設立 ●2023年 JR九州保険コンサルティング(株)設立 (株)フジバンビの株式取得 JR九州建設グループホールディングス(株)設立 |
基本姿勢 | ■あるべき姿
「安全とサービスを基盤として九州、日本、そしてアジアの元気をつくる企業グループ」 お客さまの命や生活を背負っているため、徹底した安全意識を持って業務に臨んでいます。 また、九州に訪れたお客さまから笑顔がこぼれるようなサービスをご提供することで、日本、そしてアジアの元気をつくっていきます。 ■おこない 「誠実」「成長と進化」「地域を元気に」 これらは、私たちが大切にしている行動指針。 多様な社員が共通して持つDNAです。 人々の暮らしを支えるという社会的使命を胸に、誰よりも実直に、ひたむきに、地域とともに前進していきます。 |
生み出している価値 | 私たちは地域とともにある会社です。
「まもる」「つくる」の二つの方向から、地域を元気にします。 _______________________ 〈まもる〉 地域の足となる、鉄道やバス、船舶によるモビリティサービスを中心に、九州に暮らす人々の生活を支えています。 【取り組み例】 1.BRTひこぼしライン(BRT:バス高速輸送システム) 日田彦山線の一部区間に高速バス専用道を整備するとともに、地域のお住まいの方にとって、さらに環境にも「やさしい」交通機関を目指しています。 2.九州新幹線・西九州新幹線「かもめ」 地域に暮らす方々の移動をより便利にすることに加え、長崎エリアと他のエリアとの流動性を高めることで経済効果ももたらし地域活性化に貢献しています。 〈つくる〉 鉄道やその他の移動手段を存続させ、豊かな社会を守るために挑戦を続けています。 【取り組み例】 1.BPR(業務改革) 難しいと言われている鉄道の固定費削減を実行し、鉄道を持続的に運行できる筋肉質な体制をつくりました。 2.D&S列車(デザイン&ストーリー列車) 地域ごとのデザインとストーリーをもつJR九州独自の観光列車で、地域の活性化につなげています。 3.流れ星新幹線 暗い夜空に明るい光を放つ新幹線を走らせるという前代未聞の取り組みで、地域の想いを一つにしました。 |
働く環境 | 「社員が幸せに働ける会社でこそ、お客さまや地域の方々を幸せにできる」と私たちは考えています。
一人一人が輝ける会社であるために、働きがいと働きやすさの両方を意識した組織づくりに力を入れています。 ■健康経営・ワークライフバランスを重視 健康的に働くことができるように、平均残業時間の減少に力を入れています。 また、女性管理職の割合の増加や、仕事と育児の両立がしやすいよう、一部の職場ではフレックスタイム制度やテレワークの導入などを行いました。 寮・社宅、その他の福利厚生も整備しており、社員が安心して働くことができる職場環境を整えています。 ■教育制度やキャリアアップ支援の充実 個々人が能力を伸ばせるように、“自ら学び、挑戦する”機会を数多く設けています。 知識・スキル向上を目的とした多様な研修や、大学院でのMBA取得支援、資格取得支援など、教育制度を充実させています。 また、上司からのフィードバックやコミュニケーションの場を多く設け、社員のキャリアアップを支援しています。 ■現場の声が、経営に届く 社員一人一人の意見を尊重し、経営に反映する仕組みがあります。 複数の現場社員と社長が対談形式で話す「意見交換会」や、業務や職場環境に対する従業員意識調査など、風通しの良い環境を整えています。 ■つながりを大切にする人間関係 JR九州での仕事は、スケールの大きさが特徴の一つです。 すべての人の協働によって成り立っているため、チームワークやコミュニケーションを大切にしています。 「自分が助けてもらった分、誰かを助ける」という価値観があり、年齢や部署を超えて、7,000人を超える規模でも一体感のある風土が特徴です。 |
やりがい | ■社会的影響力の大きさ
九州中を巡る鉄道をはじめとして、都市部の開発、観光需要の創出など、社会を巻き込んだ事業を手掛けています。 実現できる未来の規模も広大であり、社会に大きなインパクトを与える仕事ができます。 ■使命感・貢献感 私たちは、営利だけでなく社会課題の解決を強く意識しています。 「地域に暮らす人々のために」 「九州の持続的な発展のために」 社会的使命感のある社員が、地域や社会への貢献を目指して日々努力しています。 ■自分のアイデアに挑戦し、実現できる風土 「行動する気風」を合言葉に、社員が主体的に会社づくりに参画することを大切にしています。 その象徴的な取り組みとして「未来創造プログラムHIRAMEKI(ひらめき)」があります。 これは、新規事業の公募制度であり、社員であれば誰でも参加できます。 社会・経済環境や人々の価値観が変わっていく中、私たちは常に新しい視点から社会を観て、働きかけていく必要があると考えています。 気概と想いさえあれば、年齢も役職も関係なく、 新規事業の提案から実行・運営まで一貫して携り、自らの手で新しい価値を創ることができます。 【HIRAMEKIの事例】 ・古民家ホテル「茜さす 肥前浜宿」」 ・博多ワーキングスペース「Q」 |
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