株式会社リージョナルマネジメント

学生には学生の、考え方や想いがあります。これを仮に「固有の言語」と例えましょう。それと同じように、企業や自治体もそれぞれの「言語」を持っています。立場の違う三者は、お互いの言語を完全に理解することは出来ません。しかし実はそのせいで、非常に多くの機会や可能性が失われているのです。私たち、リージョナルマネジメントの役割とは、この三者が出会う「就職」というタイミングにおいて、それぞれの言語を翻訳し、スムーズな意思の疎通をサポートしていくこと。そして相互理解から生まれてくる「それまでは出てこなかった選択肢」を見つけ出し、より面白い展開へと結びつけていくことなのです。

「ちょっと意味がわかんない」と言われそうなので、ひとつ具体的な例を。2016年に当社が発行した「cholu（ちょる）」という小冊子。これは山口県の大学生が、自分の意思で県内の様々な企業のインターンシップに参加し、その魅力や仕事の面白さについてまとめた企業情報誌。事業主体は、山口県経済産業部商工振興課。この冊子を通して、学生は企業を知り、企業は学生と出会い、自治体は地元就職の振興を実現しました。私たちは冊子の発行という機会を提案・提供しただけですが、そこからは確かに「新しい可能性」が生まれているのです。ただこの冊子の発行も、いち手段に過ぎません。私たちが提供するモノは、いつも不定形なのです。

学生。会社。社会。何をどう動かせば、新しい展開が生まれるだろうか。そのためには何が必要で、どう創り出していけばいいだろうか。私たちは毎日、アイデアを捻り出していくことに七転八倒しています。クライアントからは常に「どうしたらいい？」とご相談は寄せられます。しかしその課題には「100%の正答」はありません。何かをやってみる以外にないのです。当社は設立4年目のベンチャー企業ですが、きっと10年後も20年後もベンチャーです。苦しみつつ、ワクワクドキドキしつつ、新しいことに挑んだり、時には大失敗したりしているはずです。そんな会社でもいい。むしろ望むところだ。そう感じられるあなたなら、ぜひ当社へどうぞ。