鹿児島くみあい食品株式会社

離島も含めると南北600kmにもわたる広大な敷地を誇る鹿児島県。地域によって、温帯、亜熱帯、冷温帯という3つの気候に分かれており、豊饒な土地には年間を通じてさまざまな作物が実ります。鹿児島くみあい食品(クミショク)は、JA鹿児島県経済連グループとして農産物の生産管理を担い、生産者の方々が手塩にかけて育てた農産物を全国に届けています。生産地から消費者に旬の野菜や果物を最短ルートで発送する「逸直線品」サービスのほか、鹿児島名産の調味料セットや郷土菓子の詰め合わせを販売。法人向けの農産物生産販売と加工事業も行っています。鹿児島が誇る「おいしい」をより多くの人に知っていただくために注力し、地域に貢献しています。

クミショクでは食品の安全管理に一切妥協しません。常に細心の注意を払い、食品づくりに向き合っています。2020年には本社と4つの工場(えい工場・蒲生工場・加世田工場・鹿屋工場)が、ISO22000食品安全マネジメントシステム認証を統合取得。ISO22000とは食品事故発生のリスク低減と再発防止を目的としたしくみであり、これを取得することは、その企業が食品安全に関する取り組みを確実に実施している証となります。クミショクの4つの工場では漬物などの加工食品や冷凍食品を製造しており、各所において品質管理を徹底。清潔感にあふれた環境で、最新の生産設備を駆使し、スタッフ一同、高品質で安全・安心な製品づくりに取り組んでいます。

クミショクは新たな事業にも挑戦しており、県内最大規模のファーマーズマーケットに出店している『おいも＆Cafe』では、鹿児島県産のさつまいもをふんだんに使用したスイーツを提供。豊富なフレーバーの大学芋や芋かりんとう、おいもブリュレなど、個性豊かなメニューを取り揃えています。また、環境配慮型企業として社会に貢献できるよう、太陽光発電事業にも参画し、旧工場跡地を利用した「メガソーラーファーム大崎」を開設しました。約19,000平方メートルの広大な敷地に、およそ3,800枚の太陽光パネルを設置して、九州電力との連系契約による売電事業に取り組んでいます。