私たちは、臨床検査に使用される診断薬と診断機器の開発・販売を行っている会社です。世界初総コレステロールの酵素的測定試薬を世に送り出して以来、脂質領域のパイオニアとしてあり続ける「生化学分野」、医療現場のニーズを見据えて幅広く商品を取り揃えている「免疫分野」を重点領域とし、医療サービスの向上に寄与しています。予防、診断、医療を支える製品を作り続け、人々の健康と豊かな生活の実現に貢献していきます。
私たちは、病気の予防、診断、治療のために実施する臨床検査で使用される診断薬や診断機器の開発から販売までを行っている会社です。主に、「脂質」「糖尿病」「癌・遺伝子」「腎・内分泌・感染症」の4つの領域を重点的に研究しており、これまでに多くの高品質な製品を作り続けてきました。中でも、脂質測定試薬は世界各国で利用されており、「脂質のリーディングカンパニー」として世界で認められています。また、高いシェアを誇る製品を数々生み出しており、さまざまな医療現場で私たちの製品が使われているのです。これからも研究開発に努め、医療現場や患者さんを助ける診断薬・診断機器の製造を行っていきます。
私たちは、酵素による測定試薬の開発・販売からスタートしました。安全性と正確性を兼ね備え、迅速に結果を得られる事から、当時の臨床検査業界から高い評価を受け、私たちの技術力が認められました。その後抗体を用いた免疫検査技術の開発や、診断薬と分析装置の一体販売など、様々な事業を通じて医療サービスの向上に努めています。創業当時から培ってきた技術をベースにしつつ、親会社であるキヤノンメディカルシステムズ社が保有する技術との シナジーにより、診断薬事業に特化した高い付加価値の創出に取り組んで行きます。今までにない新しい診断技術の実現を目指し、日々開発業務に取り組んでいます。
当社の事業の中核を担う、DMR職と研究開発職の2つの職種を紹介します。DMR職は営業職に似た仕事を担当する職種で、医療現場や医療従事者に臨床検査薬などの情報提供や、検査に最適な商品の提案などを行います。研究開発職は、DMR職が収集した現場のニーズをもとに、診断薬や診断機器の研究・開発から製品の上市までを担当し、現場の検査・治療の高度化に貢献します。このように、2つの職種は仕事内容が異なりますが、互いに連携し一体となって業務に取り組むことで、より良い診断薬や診断機器を販売することができます。今後も、多様な職種がそれぞれの専門性を活かして働くことで、価値ある診断薬や診断機器を生み出し続けていきます。
事業内容 | ・体外診断用医薬品(診断薬)の開発・製造・販売
・自動分析装置の開発・製造・販売 |
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設立 | 1981年4月1日
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資本金 | 4億5,000万円
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従業員数 | 351名(2022年12月期)
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売上高 | 127.7億円(2022年12月期)
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代表者 | 代表取締役社長 金成 直希
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事業所 | 本社:東京都中央区晴海 1-8-10 晴海トリトンスクエア X-4F
北日本営業所(札幌オフィス):北海道札幌市中央区大通西7-1 井門札幌パークフロントビル 7F 北日本営業所(仙台オフィス):宮城県仙台市青葉区立町27-21 仙台橋本ビル 9F 関東支店:東京都千代田区神田東松下町10-2 翔和神田ビル7F 中部営業所:愛知県名古屋市中区丸の内 3-21-25 清風ビル 9F 近畿営業所:大阪府大阪市中央区伏見町2-1-1 三井住友銀行高麗橋ビル6F 中国四国営業所:広島県広島市南区稲荷町 2-16 広島稲荷町第一生命ビル 8F 九州営業所:福岡県福岡市博多区博多駅前3-18-28 フクオカZビル4F 富士事業所:静岡県駿東郡長泉町南一色 600-1 |
沿革 | 1975年 旧協和発酵工業株式会社(以下協和発酵)が、日本初の酵素法による総コレステロール定量測定試薬(デタミナーシリーズ)を開発、販売開始
1981年 協和発酵から臨床検査薬部門が独立し、同社100%出資により、「協和メデックス株式会社」を設立 1988年 チバコーニングダイアグノスティックス(現バイエルメディカル)株式会社との提携 化学発光を用いた超高感度酵素免疫システム(ケミルミシリーズ)を発売 1990年 静岡県駿東郡長泉町に新工場および研究所稼働開始 1992年 生化学検査試薬デタミナーシリーズの液状化に成功 1994年 世界初の直接法HDLコレステロール測定試薬「デタミナーHDL-C」を発売 1996年 米BBI社の感染症コントロール血清を発売 「デタミナーHDL-C」の液状化、CDC(米国国立疾病対策センター)から世界第一号の承認取得およびEUアジア各国および米国への導出開始 1997年 富士工場にてISO9001認証取得、米Bio Genex社の免疫組織染色用抗体(約300種)を上市し病理部門へ参入開始 全自動便中ヒトヘモグロビン分析装置「HM-JACK」を発売 1998年 糖尿病検査項目自動分析装置「DM-JACK」を発売 直接法LDLコレステロール測定試薬「デタミナーL LDL-C」を発売 2001年 ISO14001認証取得 2003年 環境計量証明事業の登録、ISO13485認証取得 2004年 放射性の体外診断用医薬品を6品目拡大 2005年 尿検査用試験紙「ウロピースS」の販売権を取得 2006年 産婦人科分野、血液凝固・線溶分野の診断薬6製品を発売 「メタボリードRemL-C」を発売 2007年 ヘモグロビンA1c測定試薬の液状タイプ「デタミナーL HbA1c」を発売 2008年 HDLコレステロール測定試薬「メタボリードHDL-C」を発売 2012年 コンパニオン診断薬「ポテリジオテスト」を発売 LDLコレステロール測定試薬「メタボリードLDL-C」を発売 2018年 日立化成株式会社が当社株式の2/3を取得、FGF23製造販売承認取得、グリコヘモグロビン分析装置「A1c i Gear Quick K」を発売 2019年 社名を「日立化成ダイアグノスティックス・システムズ株式会社」へ変更 2021年 社名を「ミナリスメディカル株式会社」へ変更 2323年 キヤノンメディカルシステムズが当社全株式取得、パック式臨床化学分析装置「アイギアプロ(K)」を発売 |
ホームページ | https://www.minaris-medical.co.jp/index.html |
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