私たちは、米、豆類、小麦といった雑穀や米穀などの農産物を農家から仕入れ、卸販売している会社です。北海道は、広大な農地があり農業が盛んな地域。その中でも当社が扱うのは穀類です。農家から仕入れた農産物を質や大きさなどにより選別し、お客さまの用途に応じて調製後に出荷しています。お客さまは、全国の食品メーカーがメインです。また、地域のみなさまに向け、北海道米の小売業も行っています。
1955年の創業以来、北海道の豆類や小麦、米などを扱ってきた当社。当社が大切にしているのは、近江商人の心得「三方良し」の考えです。地域に根付き、当社の利益だけを考えた商売ではなく、仕入れ先である生産者、販売先のお客さま、地域のみなさまといった当社にかかわるすべての人が満足できるような商売を心掛けてきました。地域のみなさまに、当社ができることはないかと考えて始まったのが米の小売業。当社がある帯広・十勝エリアには水田がありません。もともと、穀類の卸販売を手掛けてきたので、そのネットワークを生かし北海道の他地区で作られた米を地域のみなさまにリーズナブルに提供しています。
当社は、豆や小麦、米、そばなどを食品メーカーへ卸販売してきました。仕入れた後の商品は、そのままお客さまに納品するのではなく、当社で精選調製を行っています。それは、販売先の食品メーカーによって用途が異なり、必要な規格も異なるからです。当社のお客さまは、豆腐を作るメーカー、納豆を作るメーカー、煮豆を作るメーカーなどさまざま。それぞれのお客さまで求める大豆の質や大きさ、種類が異なります。そのため、お客さまの要望や用途に合わせて当社で選別をしているのです。長年の誠実な対応のおかげで、お客さまからは信頼を獲得。現在では、新しいお客さまを紹介していただくほどになり、業績も伸び続けています。
当社では、社員を大切にしており、働きやすい職場づくりに力を入れています。そのためにまず、休日日数を増やしました。基本は土日、祝日休みで残業もなるべくしない方針。ただし、8月~12月は繁忙期のため土曜出勤があり、残業も多少は発生します。しかし、1月から7月は勤務時間も短く、残業もほとんどありません。また、出生時両立支援制度や生活支援サポート制度を設けました。出生時両立支援制度とは、男性が取れる育休のような制度。この制度の利用率は100%なんです。また、生活支援サポート制度は、新米を30kg社員それぞれにプレゼントするという制度。さらに、外部講習や資格取得に補助を支給し、社員のスキルアップを支援しています。
事業内容 | 豆類・小麦・そば・米穀の集荷精選及び販売
米の小売 |
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設立 | 1978年(創業は1955年) |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 32名(2022年12月時点) |
売上高 | 30億4000万円(2021年度) |
代表者 | 代表取締役 萩原 敬一郎 |
事業所 | 北海道帯広市西23条北1丁目1-13 |
沿革 | 1955年 雑穀卸売業 萩原敬造商店 創業
1959年 北海道東部農産物移出協同組合(現:豆の国十勝協同組合) 加入 1978年 株式会社に組織変更 1979年 北海道農産物集荷協同組合 加入 交付金大豆の委託業務 開始 1982年 特定米穀集荷業者 指定 1986年 小麦政府売渡受託業務 開始 北海道穀物商品取引所 会員 1995年 政府指定倉庫 業務開始 東京穀物商品取引所 会員 1996年 米穀小売業 登録 2000年 新社屋 完成 2004年 農林水産省雑豆関税割当許可 雑穀輸入協議会 会員 財団法人日本豆類基金協会 会員 2008年 6号倉庫完成(246坪) 2011年 7号倉庫完成(500坪) 2013年 札内ソーラー施設完成 2014年 8号倉庫完成(407坪) 2015年 9号倉庫完成(248坪) 2016年 10号倉庫完成(361坪) 2022年 低温倉庫完成(550坪) |
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