業種 |
商社(食料品)
食品/各種ビジネスサービス |
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本社 |
神奈川
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当社は、1969年に仲卸業者としてスタートした青果物専門商社です。半世紀以上の歩みの中で事業規模を拡大し、今では仲卸を柱に、カットサラダなどの自社製品を作る加工製造事業や、1/2カットや混載納品を行うプロセスセンター事業も展開。拠点も、北海道から関西までと広がっています。また、社内に理化学分析センターを構え、残留農薬や放射能分析・栄養分析等を行うなど、おいしく安全な食の提供に広く貢献しています。
当社の企業活動は1969年、前身となる「株式会社紀之國屋」が東京青果昭島地方卸売市場内に構えた20坪の店舗から始まりました。以来、半世紀以上の歩みの中で事業領域は広がり、現在、北海道から京都まで営業拠点を展開。仲卸事業を軸に、カットサラダなどの加工商品を作りだす加工製造事業と、2分の1や4分の1や混載納品など少人数世帯向け、中食向けに提供をするプロセスセンター事業の3つを柱としています。さらに理化学分析センターを社内に備え、食の安全に注力。長年、築き上げた信頼関係やノウハウを強みに、産地状況や世のニーズを的確につかみ、新鮮な青果物を産地から食卓においしく安全に届けるための橋渡しをしています。
急速に進む過疎化や高齢化は、農業にも大きな影響があります。長年、青果物を扱っている当社は、地域農業の深刻な課題にも使命感をもって対峙。その具体的な一例が、北海道・乙部町の農業再生プランです。当社創業者と乙部町の町長が知り合いだったのを縁に、当社は、乙部町の農産物である大豆との輪作に適したブロッコリーの栽培を提案。同時に輸送や鮮度、経営課題をクリアするため、「乙部町契約野菜生産出荷組合」を設立し、安定的な増収が見込める輪作体系の確立を進めました。結果、スタート時の2005年から2014年までで販売実績が約2倍、ブロッコリー単独では約3倍に増大。地域農業の活性化ひいては安定供給の実現につながりました。
当社の事業の特長のひとつが、社内に「理化学分析センター」を備える点です。土壌調査をはじめ、抗酸化力、栄養分析、残留農薬分析、放射能分析など、食品に関わる様々な分析が自社で可能。必要に応じて生産者と一体となって土壌や水耕溶液に使われる原水を分析するなどし、食の安全や農業活性化をサポートしています。また、受託分析のご依頼も幅広くお受けしています。さらに当社は、その分析や検査結果の精度にこだわり、試験所の能力を認める国際規格:ISO/IEC17025認定を、残留農薬分析(2010年)・放射能分析(2011年)・栄養分析(2017年)・微生物分析(2021年)で取得。食の安全へのニーズに、質高くお応えしています。
事業内容 | ・青果物の加工、仲卸業務
・農産物、林産物の生産並びに加工・販売および水産物、畜産物、花きの加工・販売 ・惣菜、菓子の製造・販売 ・土壌分析、残留農薬分析、栄養分析、品質管理業務 ・医薬部外品、化学工業製品、農薬やこれらの原料販売および付帯する一切の業務 |
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設立 | 1969年2月 |
資本金 | 4億3,750万円 |
従業員数 | 454名(2022年9月現在) |
売上高 | 643億円(連結:2022年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 遠矢 康太郎 |
事業所 | ■営業部等
・本社:神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1 ・神奈川営業部:神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1 ・西東京営業部:東京都国立市谷保6-2-1 関連事務所棟4F ・埼玉営業部:埼玉県さいたま市桜区桜田3-3-1 ・名古屋営業部:愛知県西春日井郡豊山町豊場八反107 ・関西営業部:京都府京都市南区上鳥羽麻ノ本町2番地 ・札幌営業部:北海道札幌市手稲区曙5条5丁目4-1 ・東東京営業部:東京都大田区東海3-2-1 事務棟7F ・営業開発部:神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1 ・原材料購買部:神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1 ■工場・各種施設 ・所沢プロセスセンター:埼玉県所沢市南永井867-1 ・生協営業部:埼玉県比企郡川島町釘無236-1 ・川島工場:埼玉県比企郡川島町釘無236-1 ・立川工場:東京都立川市一番町4-73-1 ・相模原工場:神奈川県相模原市中央区田名塩田1-12-1 ・千葉流通センター:千葉県山武市松尾町本柏字七曲2884-2 ・埼玉産地サポートセンター:埼玉県深谷市町田451-1 ・理化学分析センター:神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1 |
沿革 | 1969年2月 東京都昭島市に前身である株式会社紀之國屋を設立(後の東京事業部)。東京都東京青果昭島地方卸売市場との取引を開始
1992年4月 株式会社多摩サービスおよび株式会社埼玉青果サービス(現:埼玉営業部)を吸収合併し、社名を株式会社ベジテックに変更。10月、株式会社神奈川青果(現:神奈川営業部)を吸収合併 1994年9月 埼玉県入間市に入間加工センターを開設 2000年9月 埼玉県比企郡川島町に農産加工センター(現:川島工場)を新設し、入間加工センターを移転。同敷地内に量販店統括第三部(旧:川島流通センター)を開設 2001年3月 株式会社大森を株式会社ベジテック大田に商号変更し、当社の100%子会社とする。4月、東京都国立地方卸売市場内に西東京営業部(旧:西東京事業部)を開設 2002年6月 京都府京都市に関西営業部(旧:関西事業部)を開設。12月、千葉県松尾町に千葉流通センター(旧:千葉産地サポートセンター)を開設 2004年4月 埼玉県さいたま市に埼玉事業部浦和流通センターを開設 2005年10月 埼玉県深谷市に埼玉産地サポートセンターを開設 2006年5月 北海道札幌市に札幌営業部(旧:札幌事業部)を開設。11月、朝日青果株式会社の全株式を取得し、当社の100%子会社とする 2007年7月 東京都立川市に立川工場(旧:立川加工センター)を開設 2010年2月 理化学分析センターにおいて残留農薬分析のISO/IEC17025を取得 2011年1月 埼玉県さいたま市に埼玉営業部(旧:埼玉事業部)を移転。6月、株式会社ヤマダイフーズに資本出資、子会社とする。12月、理化学分析センターにおいて放射能分析のISO/IEC17025を取得 2012年10月 株式会社V・Aフロンティアを設立、資本出資し子会社とする 2013年3月 東京都中央卸売市場大田市場内に東東京営業部(旧:東東京事業部)を開設。8月、福岡県朝倉郡に株式会社ブイエムを設立、出資。9月、東京都東京青果昭島地方卸売市場の閉場に伴い、東京事業部を分割、移管。10月、愛知県一宮市に名古屋営業部(旧:名古屋事業部)を開設。12月、所沢総合食品地方卸売市場内に所沢プロセスセンターを開設 2014年5月 名古屋市中央卸売市場北部市場内に名古屋営業部(旧:名古屋事業部)を移転。10月、川崎市中央卸売市場北部市場内に本社を移転。11月、川崎市中央卸売市場北部市場内に理化学分析センターを移転 2017年1月 川島工場においてFSSC22000を取得。3月、理化学分析センターにおいて栄養分析のISO/IEC17025を取得 2021年1月 立川工場においてFSSC22000を取得。3月、理化学分析センターにおいて微生物分析のISO/IEC17025を取得 |
子会社 | ■青果物の販売
株式会社ベジテック大田 ■青果物のパッケージ・仕分 朝日青果株式会社 ■加工食品の製造・販売 株式会社ヤマダイフーズ 丸ひし株式会社 ■加工食料品の開発・製造・販売 株式会社V・Aフロンティア |
認証・認定 | FSSC22000:川島工場(2017年1月)、立川工場(2021年1月)
ISO/IEC17025:理化学分析センター(残留農薬分析・2010年2月、放射能分析・2011年12月、栄養分析・2017年3月、微生物分析・2021年3月) |
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