■純米大吟醸「獺祭」の製造販売
私達は日本酒の最高峰、純米大吟醸のみを造る酒蔵です。
「獺祭」は今や日本酒輸出金額の16.8%以上を占め(2021年輸出統計より)、世界中で愛されています。
パリの「Dassai Joel Robuchon」、NYに建設中の酒蔵(2023年春完成)、酒米の概念を変える「最高を超える山田錦プロジェクト」等、酒蔵の常識を超え取組をしています。
私達は日本発のブランドを世界に認めさせる事に挑み続けてます
日本酒業界は1973年をピークに売上げが4分の1まで減少しています。そんな中、旭酒造は1990年に「獺祭」を発売してから成長を続け、昨今の厳しい社会情勢にもかかわらず、2023年度には174億円という過去最高の売上げを計上しました。それはただひたすら「おいしさ」にこだわった酒を造り続けているからにほかなりません。私たちが造るのは山田錦を使った純米大吟醸のみです。酒造りの中でも技術力を要するのですが、ひとすじに造ってきたノウハウの蓄積があります。味、香り、ブランドイメージ、全てにおいて、「獺祭」らしさにこだわってきました。それが世界で受け入れられ、公的な晩餐会や政府要人のパーティなどでも提供されているのです。
社員の平均年齢は31歳と若く、それぞれのポジションで責任をもって酒造りに取り組んでいます。仕込んだ酒は、発酵する過程で日々変化しています。部門を超えて状況を共有し、次にどうするかと意見を交わし、実行する毎日。大変なことはあっても完成した時の達成感はたまりません。「おいしい酒を造る」、という目的があるから、先輩後輩関係なく一緒に造る仲間として、あるいは経営陣にも直接思いを伝えられるのです。キャリアアップを目指して、東京や海外で経験を積むこともできます。美しい自然に囲まれた山の中の本社蔵で、酒造りに打ち込む毎日は「面白い」のです。
旭酒造は酒造りの工程を全て自社で行なっており、一連の工程に必要な設備を、衛生面や安全面にも配慮して整えています。分析や品質管理のために最新の機器を使っていても、製造工程の多くは人の手によるものです。酒造りを覚えた若手社員の挑戦に、二人一組で造る「クラフト獺祭」があります。これは自分たちがイメージする「獺祭らしさ」を表す酒を造って市販するもので、酒造りを通して自身と向き合い、その酒がお客様にジャッジされるという厳しくもやりがいのある取組みです。国内で研鑽を積んだうえで、ニューヨークの酒蔵で実力を発揮できる可能性もふまえて、若手を応援していきたいと考えています。
事業内容 | 【純米大吟醸酒「獺祭」および関連製品の製造販売】
■「獺祭」は、米の77%を磨いた「二割三分」に代表される、酒米として最高品質の山田錦を使った純米大吟醸のみを造り、純米吟醸酒の国内市場で圧倒的なトップシェアを誇っています。 ※獺祭は2020年において2位銘柄の2.8倍以上を出荷しています。 ■業界内で常識とされていた杜氏制度、寒仕込みなどを廃止して、大吟醸造りの基本に忠実に、データ蓄積の上に更なる品質向上を目指し、美味しさを追求する生産体制を作りあげました。 ■「獺祭」は、国内はもちろん海外でも高く評価され、世界30カ国以上に輸出されており、2021年には海外の売上高が国内売上高を超えるまでになりました。 ■本社蔵の向かいと、銀座、博多の直営店「獺祭Store」で、直接お客様とふれあう機会を設けています。 ■フランス・パリの中心地で、直営店「Dassai Joel Robuchon」を経営。フランス料理の巨匠、ジョエル・ロブション(故人)が、「獺祭」に惚れ込んで実現したレストラン&ショップです。 ■2022~2026年を処遇改善期間とし、基本給を計画的にアップしていきます。 ■ニューヨークのマンハッタンから北に2時間ほどハドソン川を北上した、ハイドパーク市に酒蔵を建設しました。 醸す酒のブランド名は「DASSAI BLUE」。 2023年9月25日より、NYで発売開始しました。 「DASSAI BLUE」のコンセプトは日本のことわざ「青は藍より出でて藍よりも青し」に由来しており、「日本で作られるオリジナルの獺祭を超える」という想いからこの名が当てられました。 造られる酒は最高級酒の純米大吟醸のみ。NYハドソンバレーの水と、山田錦の米で醸します。酒米は、今は日本産の山田錦のみですが、近い将来、米国産の山田錦も使用する予定です。 皆さまに「DASSAI BLUE」をお召し上がりいただくのを楽しみにしています。 |
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EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2021 ジャパンで日本代表に選出 | 「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」とは世界60ヶ国、145都市を越える国と地域を代表するアントレプレナーの功績を称えるグローバルな表彰制度です。
新たな事業に挑戦し、社会にイノベーションもたらす魅力あふれるアントレプレナー(起業家)の 日本代表として当社会長の桜井博志が選ばれ、世界大会へ出場しました。 |
設立 | 1948年1月 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 310名(2023年12月現在) |
売上高 | 174億6100万円(2023年9月期実績) |
代表者 | 代表取締役 桜井 一宏 |
事業所 | 本社/山口県岩国市周東町獺越2167-4 |
沿革 | 1948年1月 岩国の蔵元5社が合併し、旭酒造株式会社設立
1957年 代表取締役に桜井博治が就任 1984年 代表取締役に桜井博志が就任 1990年 「獺祭」販売開始 1999年3月 年間雇用社員による四季醸造を開始 2000年10月 遠心分離機導入 2003年2月 槽場汲み開始 2005年4月 精米工場 竣工 2010年5月 Kosherマーク取得 2016年3月 獺祭Store博多店 開店 2016年7月 商品出荷センター竣工 2016年9月 獺祭Store本蔵リニューアル 2016年9月 代表取締役に桜井一宏が就任 2016年11月 獺祭Store銀座店 開店 2017年12月 ニューヨークに酒蔵建設を発表 2018年4月 パリに獺祭ジョエルロブション 開店 2023年春 ニューヨーク酒蔵完成 |
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