医療法人社団千春会

私たち医療法人社団千春会は、「良質な医療・看護・介護の提供」を理念としています。病院運営からスタートし、1999年には医療法人に加えて社会福祉法人を設立し、介護老人保健施設をはじめ介護施設などを多数展開。医療と介護を融合させたサービスによって地域の方々の生活をトータルにサポートしていくため、安全で安心していただける施設運営に取り組んでいます。医療機関と介護機関を併せ持つことにより、疾病・障がいを一体的に把握し、総合的なサービスを提供できることが強みです。現在は、医療・介護サービスを合わせて年間40万人を超える方々に利用いただいています。地域の方々や行政とも連携し、地域のまちづくりにも参加しています。

良質な医療・看護・介護を提供するため、当法人では独自の研修センターを設けて教育を行っています。入職後は同期のスタッフとともに約7日間、基本的な介護知識を学ぶとともに、グループワークやディスカッションを通して、利用さんとのコミュニケーションの図り方や問題解決方法などを考えます。また、身体介助などの介護技術にも取り組みます。配属後も、事業所ごとに毎月、勉強会やミーティングが開催され、技術の復習とともに新たな介護知識を習得します。また、全事業所が合同で行う全体研修があり、専門医による勉強会、セラピストを講師にした体位交換の演習などを行うことで、“医療と介護の連携”、“知識の共有”を図っています。

みなんさは、通所施設・入所施設のいずれかに配属となります。通所施設（デイサービス）は、適度な刺激を受けながら1日を過ごすことで精神的・肉体的な健康を保つための場。「あんたの顔を見に来たんや」などと笑顔でお話しいただけると、心からうれしくなります。歩行が困難な方にも対応できる浴場で入浴された後は、管理栄養士が監修するおいしい食事の時間。そして、レクリエーションなどを通して楽しそうな表情に触れると、大きなやりがいを感じます。入所施設（老人保健施設）は短期的なリハビリなどを行う施設ですが、介助・介護を通して暮らしを支えるなか、安心してのんびりくつろぐ利用者さんの姿を目にすることが、何よりの喜びです。