長谷工グループ

1969年に竣工した自社施工第一号マンション『芦屋浜松ハイツ』から現在に至るまで、マンション専業ゼネコンとして一貫して住まい手視点でものづくりに取り組んでいます。73年に民間で初めてとなるマンション規格の標準化とシステム化（コンバスシリーズ）を独自開発。高品質低廉な価格を両立し、現在のマンションの原型を築きました。近年では、将来的なリフォームや改修を視野にいれたSI（スケルトンインフィル）方式での設計施工や、既存住戸での暮らしやすさをサポートするストック事業にもグループ全体で注力。将来にわたり資産価値を維持することができ、住まい手が末永く安心して暮らし続けることのできる住宅を創りあげています。

別名『長谷工モデル』とも呼ばれる『土地持込みによる特命受注方式』（ゼネコンが施工から入るのではなく、前段階である用地取得・開発企画からおこないデベロッパーへ提案を持ち込む方式）をビジネスモデルの基盤として成長してきた長谷工。圧倒的な強みとなるこの方式での受注を支えているのは、用地取得から設計・施工・販売・流通・管理・リフォーム・介護まで、マンション事業に関わるすべてを一手に引き受けることのできるグループ体制です。フロー・ストック事業の両面から、より良い暮らしの提供にグループ全体で取り組んでいるからこそ、国内分譲マンションの約1割、日本一となる約70万戸の施工実績を持つことができました。

長谷工グループでメインとなる仕事は大きく分けて２つ。事業の最前線に立ち、お客さまや関連企業との接点となる営業職と、ものづくりへのこだわりの中で、商品を創り出す技術職です。営業職はグループ各社が持つ事業領域に応じて用地取得交渉・商品販売・既存住戸の管理提案などをおこない、お客さまや関連企業のニーズをダイレクトに満たしていく役割を担います。一方、技術職は企画設計・施工全般の管理などを通じて、お客さまや関連企業が描く夢や、理想の暮らしを現実にしていくための役割を担います。いい暮らしを創り、そして提供する。長谷工の事業の中で、営業職と技術職は欠かすことのできない大切な２つの柱です。