こんにちは。法人事務局・採用担当です。
就活は順調ですか?
社会貢献や世の中の役に立つ仕事がしたいという方は、障がい福祉の世界を少し覗いて見てください。
今回のテーマ『【企業・業界研究】わが社はこんな事業をしています!』についてコメントします。
★ 同愛会って何?
同愛会は1978年、横浜で生まれました。今年で創設46年目。横浜、川崎、東京で300弱の事業所を運営し、障がい児・者及び高齢者の方の多様な福祉サービス事業・支援を行っている法人です。
★ どんな事業をしているの?
福祉のしごとは「人が相手」。人の暮らしや活動は多岐にわたるもの。障がいのある方の暮らしや活動も多岐にわたります。日中活動では仕事や趣味・文化的な活動、生活面の支援では、多様な暮らしの支援(具体的には入所施設やGH=グループホーム等)、そして、様々な相談を請け負う相談支援など、人の暮らしに必要なサービス事業を多岐にわたり展開しています。
★ 障がいのある方への支援って何するの?
障がいのある方への支援って、「ご自身では難しいことを介助・介護(障がいの程度によって食事・排泄・入浴介助等)したり、色々な相談に乗ったりする」ということは何となく理解されていることでしょう。いわゆる、障がいのある方に直接関わり、課題や問題を解決していくというものです。
でも、私たちの仕事はそれだけではありません。
我が国で障がいのある方が初めて記述されたのは『古事記』。その後、時代が変遷する中でその時代の思想や価値観に基づき、障がいのある方への施策が取り組まれてきた歴史があります。しかしそれは到底、人としての権利が守られていると言えるものではありませんでした。まして『その人らしい人生』『存在の価値や意味』を問えるものではありませんでした。
2006年 国連で『障がい者権利条約』が採択されました(日本は2014年に批准)。
『我々を抜きにして我々のことを決めるな』という障がいのある方の視点から作られた画期的な条約です。障がいの有無に関わりなく『その人らしく存在(人生を謳歌する)意味や価値がある』
戦後、時代を変遷する中で障がいのある方の人権や支援は大きく改善されてきています。しかし、まだまだ課題は山積、現実は厳しい。
『言うは易く行うは難し』
【私たちが実直に障がいのある方と向き合い、地道に実践をしていくこと】それが社会や地域を変革し、本当の意味で『誰もが存在する価値がある』社会が創られ、21世紀の障がい福祉を変えていくこと。
それも私たちのしごとの重要な一面なんです。
現在では神奈川県の福祉施策に障がい当事者の声を直接聞いていただける取り組みも行っています。
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「おいしいパンを作ろう!」
写真は、コロナ前に遡りますが「幸陽園 農耕班」の小麦栽培の種まき風景です。
パン工房「ブナの森」と連携して小麦栽培からパン製造まで行うという画期的なプロジェクトです。
現在は、葉物や根菜類など多種の野菜を育て近隣の皆さんに販売しています。
幸陽園 農耕班のfacebookはこちら→
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