こんにちは。
株式会社ビードットメディカルの新卒採用担当です!
私たちは陽子線を使ったがん治療装置を開発する、医療機器スタートアップ。
本日は 陽子線治療 についてお話ししたいと思います。
■がんの治療法は3つ
がんの治療法は大きく分けて3つあるのはご存じですか?
1つ目は『手術療法』。
手術によって、物理的にがん細胞を取り去る方法です。
2つ目は『化学療法』。
抗がん剤治療がこれにあたります。
そして3つ目が『放射線療法』。
放射線を患部に当てて、がん細胞を破壊することで治療する方法で、
私たちの装置はこのカテゴリーに入ります。
■なぜ陽子線?
現在、放射線療法においてメインで使われているのはX線です。
(レントゲン検査でX線にお世話になったことがある方も多いのでは?)
一方、私たちが開発している装置は陽子線を使用しています。
X線と陽子線は同じ放射線ではありますが、種類が違うため
その性質も異なります。
一番大きな違いが放射線量のピークです。
X線は照射直後が線量のピークとなりますが、
陽子線は特定の深さで止まる性質があり、止まる直前に線量がピークに達します。
この性質を利用すれば、
陽子線はがん細胞にピンポイントでダメージを与えることができるのです!
正常な細胞へのダメージを軽減させることにもつながるため、
副作用を抑えられるのが陽子線治療のメリットで
最近では、保険の適用範囲も広がってきています。
患者さんにとって、副作用が少なくなるのは嬉しいことのはず。
しかし、陽子線治療を受けているのは一握りの患者さんにとどまっています。
その理由は……
次回のブログでお話しさせていただきます!
引っ張ってしまって申し訳ないのですが、
ぜひ次のブログも読んでくださいね。