これが私の仕事 |
戦略的に開発される新製品に向けた、生産設備の設計です。 私の所属する組織は、製作本部。読んで字のごとく実際のモノづくりを担う組織になります。私はその中で生産技術部に所属しており、主に最先端新製品用の生産設備の設計を担当しています。
ヒロセ電機は、非常にユニークな経営理念・経営戦略を打ち出す会社として、知る人ぞ知る存在。詳細は割愛しなければなりませんが、一つの方針として「売上高比率の35%以上を『新製品』で占める」と言うものがあります。エレクトロニクスビジネスのトレンドを先取りし、常に一歩先ゆく製品の開発を続けることで、大きな収益を獲得していく…そんな戦略なのです。
そして、そうした新製品を実際につくりこむための生産設備、および工法を含む生産技術を開発・構築することが、私の仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
導入研修のとき、生産技術の面白さ(!)に開眼しました。 入社直後までは、私も設計開発を希望していて、「ユニークな製品を次々と設計してやろう」と考えていました。しかし、新人研修での職場巡回を体験して、がらりと考えが変わりました。ヒロセ電機の保有する生産技術の高さ・ユニークさに、大きな魅力と豊かな可能性を感じ、これこそが私の目指すべき仕事だと思ったのです。
しかし、私は電気電子系の出身。研究テーマも量子デバイスに関連するもので、機械工学に関しては、ほとんど知識ゼロと言ってもいいような状態でした。それでも生産技術を目指したのは、技術者としてのやりがいを直感的に感じ取ったからであり、それ以上に、未知の領域への挑戦そのものに魅力を感じたからです。
そして、その直観は、やはり正しかったようです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
上司も部下も、同じエンジニアとして「本質で」会話できる。その風通し。 ご存知のように、生産設備は「メカトロニクス」ですから、機械系の技術・知識は必要不可欠な要素です。それが私には「ほぼ欠けていた」のですから、それは懸命に(そして楽しく)学びました。教科書・理論書も必要ですが、技術はやはり現場で身につけていかなければなりません。分からないこと・疑問に感じたことは、その場で誰でも捕まえて「質問攻め」にしました。上司・先輩・開発エンジニア・現場の技能者の方…。皆、決して面倒がらずに応えてくれました。
ヒロセ電機に入社以来、妙な組織の壁みたいなものを感じたことはありません。同じ技術者同士、本音で、本質的な技術論を語ろう。そんな風土がヒロセ電機にはあると思います。ヒロセの魅力の一つですね。 |
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これまでのキャリア |
ヒロセの特徴は、コマ切れでない「一貫した仕事」を若手にも任せること。入社以来新製品に向けた設備開発に携わり、設計~据付・量産立ち上げに至る一連の設備開発を、海外も含め年間数十台規模で手掛けています。 |