沢田鉄工株式会社

沢田鉄工の歴史は、昭和のはじめに富山県砺波市で鍛冶業を立ち上げたことに始まります。高度経済成長期には、当時隆盛を極めていた鉄鋼事業に参入。時代が追い風となり、順調に企業成長を遂げてきました。近代社会において「鉄」と「建設」は切り離せない関係にあります。街を見渡せば、ビルや施設、工場、橋梁など、さまざまな建造物に鉄鋼が使われています。都市空間は鉄鋼製品に支えられており、安全性・快適性の実現に役立っています。文明とともに進化する建設技術と足並みを合わせ、さらなる技術を磨いていくこと―それを私たちは『鉄学』と呼んでいます。これからも沢田鉄工所なりの『鉄学』を活かし、地域社会への貢献を目指しています。

私たちの使命は建造物の骨格を担うことであり、お客さまから揺るぎない信頼を寄せられる存在になりたいと考えています。建造物という「ものづくり」に関わる喜び、それは自分たちの手掛けた建物が都市空間を創造し、この先、何年何十年と残っていくことです。こうした事実が社員一人ひとりの自信と誇りになり、さらなる技術向上につながっています。当社には若手技術者も多く在籍しており、溶接やロボット・CADオペレーションなど各部門で活躍しています。設立以来の豊富な実績、先人たちから受け継いだ技術とノウハウを活かし、技巧派集団として常に未来を見つめ、自らの技をブラッシュアップ！顧客満足度の高いものづくりに取り組んでいます。

地域に密着し、長年にわたって街づくりに貢献してきた当社。富山県内や近県には、私たちが手掛けた建造物が数多く存在しています。オフィスビルや工場、マンションのほか、学校や消防署、公園の橋梁など、公共工事における新築・改修実績も豊富。みなさんの中にも、当社が関わった建造物を利用されている方がいらっしゃるかもしれません。耐震補強工事業にもいち早く参入し、富山県内ではトップクラスの施工実績を誇ります。確かな施工力は高く評価されており、「耐震工事の沢田鉄工」と呼ばれるまでに―。これまでに富山県議会議事堂や公立中学校などの工事を担当し、施設を訪れる人、その空間で時間を過ごす人たちの安心と安全を支えています。