山陰酸素工業株式会社

人々の生活に欠かせないコンロや給湯器。ガスの用途はそれだけではありません。鋼材の溶接・切断や酸素吸入器に使われる酸素ガス、食品加工などに使われる窒素ガス、飲料の原料となる炭酸ガスと種類・用途は様々。私達は約50種類のガスを取扱い「豊かで輝く未来を」を掲げながら人々の暮らしと産業を支えてきました。また2002年からはCO2の排出量が少なく省エネに優れた液化天然ガスの販売に着手。2012年には新築移転したガス充填工場が稼動を開始しお客様からの高いニーズに対応しています。このように、技術の発展に伴い可能性が広がるのもガスの特長です。時代を読み未来を拓く。そんなビジネスの醍醐味を体感できる舞台がここにはあります。

次世代エネルギーの登場、異業種企業の参入、電化住宅の攻勢…。いまエネルギー業界は大きな変化の渦中にいます。しかし私たちはこれを逆にチャンスととらえています。例えばLPガスは、燃焼時のCO2排出量が少ないうえに災害にも強いエネルギーです。こうしたメリットを活かし、さらに燃料電池などの新システムと組み合わせることによって新たな需要を掘り起こすこともできるでしょう。また液化天然ガスは、石油に代わる新エネルギーとして産業界から大いに注目されています。エネルギー業界は、常に早いスピードで動いています。既存の枠組みに縛られない柔軟な発想と行動力を持った人材とともに、ガスの新しい価値を実現したいと考えています。

「学生時代の会話とは、言葉の重みがまったく違う」。ある新入社員は、入社後の感想をこう話します。ガスは生活に不可欠なエネルギーですが、取り扱いを一歩誤れば大きな事故を引き起こしかねません。だからこそ、自分の説明がお客様に伝わっているか、伝えるためにどんな言葉を選べばいいのかを常に意識する必要があります。彼が感じる「言葉の重み」は、そうした姿勢の表れでしょう。私たちは「ガスのプロ集団」を自負しています。それは専門用語を並べ、相手を説得することではありません。プロとしての知識・ノウハウを持ちながらお客様の目線に立ち、伝わる言葉で真摯に向き合う。その積み重ねこそが、真の「安心・安全」に繋がるのです。