伊澤タオル株式会社

当社のルーツは1970年10月、繊維と商売の町・大阪に、創業者である伊澤正美が小さな事務所を開設したところに端を発します。以来、半世紀以上におよぶ当社の事業の一番の特徴は、多くの競合他社が贈答用タオル開発を行うなか、一貫して実用的なタオルの開発・製造にこだわっている点です。それは、徹底的に生活者の視点で使いやすいモノづくりを究め続けている歴史とも言えます。「既存の枠にとらわれない徹底した生活者視点での商品開発」「サンプル製作による実地検証」が当社のポリシー。改良に改良を重ね、よりよいタオル製品を世に送りだすとともに、大阪から東京、そして世界へと、事業フィールドの拡大を続けています。

当社が担うのは、基本的にお客さま企業のブランド品製造を請け負うOEM生産です。つねにお客さま企業にとってのターゲット層を意識し、求められる商品づくりのための企画・提案から製造、アフターフォローまで、特化した知識と技術で丁寧にお応えしています。長年の事業実績の過程から、研究開発がより優れた製品提供のために重要であると痛感。2005年、正式に研究チーム（タオル研究室）を発足し、素材の研究はもとより、モニタリングによるタオルの使用実態とその評価のデータベース化を実現。これにより製品へのこだわりと顧客満足度の連動性をはかることに成功し、商品企画の精度の大幅な向上を果たしています。

創業より続く「本当に使い心地のよいタオルの追究」という当社の一大テーマに対し、私たちは研究チームによるデータベースに基づいた商品開発と並行して、自社ブランドの立ち上げを決意。それが、タオルに関するあらゆる要素を徹底的に研究している「タオル研究所」です。たとえば、吸水性や毛羽落ちの少なさなどをバランスよく兼ね備えたシリーズや、ふかふかの肌触りが魅力のシリーズ、大手繊維会社と共同開発したシリーズなど、アピール性の高いラインナップで、大手ショッピングサイト限定で販売しています。長年の研究の成果か、お求めいただいたお客さまからも、おかげさまでたくさんの高評価をいただいています。