社会福祉法人　協同の苑

私たちは「愛と協同」の思想を基本とし、お互いが思いやり、助け合い、協力しあって生きていくことのできる、ぬくもりのある社会を実現する活動を行っています。「心豊かで幸せなくらしのお手伝い、安心して年を取ることのできるまちづくりのお手伝い、優しさと思いやりを持った人づくりのお手伝い」を運営方針に掲げ、【自立支援】にこだわった介護を提供。利用者様をゲストとお呼びし、ゲストが一人の人間として、尊厳のある、その人らしい、豊かな生活が送れることを支援しています。この理念の実現に向け、自らの行動基準（ベーシック）を定め、職員全員で実践。この積み重ねこそが職員たちの誇りとなり、協同の苑の風土をつくっています。

私たちは設立から20年以上にわたり、地域の信頼を得ながら高齢者介護施設と障がい者支援施設の運営を続けてきました。介護・支援施設は一般的に高齢・障がいとに分けられますが、どちらであっても、その人らしく、その人が望む普通の暮らしができるような支援をすることは同じです。それは特別なことではなく「人として当たり前の生活」を支援することであり、ただその身体的、精神的特性から、介護施設、障がい者施設と区分されているだけなのです。日常の生活行為に不便や不自由さがある人に、その不便や不自由さを補い、相手の心に負担をかけず、尊厳やプライバシーを守りながら、その人らしい生活ができる手助けを私たちは心掛けています。

高齢者人口の増加を受け、介護・福祉の市場は拡大傾向にあります。高齢化率（65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合）は、2013年で25％。2030年には30％を超えると予想されおり、さらに10年後には人口800万人を超える“団塊の世代”が後期高齢者となることで高齢者人口のさらなる増加が見込まれています。こうした高齢者人口の増加を背景に、介護業界は今後もさらなる拡大が見込まれ、異業種からの参入も増えている状況です。また、障がい者支援施設も運営していることで、同一法人内でさまざまな知識や経験を積むことができる環境です。しっかりしたフォロー体制と頼りになる先輩や仲間がいますので、ニーズに合った働き方も可能です。