株式会社3ArrowsHD、採用担当の中山です。塾のお仕事紹介、今回は「縁の下の力持ち的仕事」についてご紹介します。
縁の下の力持ち的仕事って…なんじゃそりゃ?
塾で働く社員の仕事といえば授業!そして受験生を担当するなら併願校選定や進路相談なども含めた受験指導!生徒や保護者の方との面談!プリント作成や試験監督等々…勉強や受験に関する仕事をするのが塾講師です。
でも、それだけで会社の「仕事」は全て回るのでしょうか。
塾のパンフレット作成は?チラシやWEBページ作成などは?社員の福利厚生や給与管理は?
そもそも教室を作る際の物件探しや机・椅子・ホワイトボードなどの購入は?
パソコンや複合機の設置やネットワーク構築、内装工事や修理修繕の手配は?
この新卒採用活動や会社説明会、採用面接や採用後の研修は?
お客様との契約時に読み合わせする規約や各種書式の作成は?
社員一人ひとりのパソコンや名刺などの手配、紙やマーカーペンなどの文具購入は?
授業で使用するテキストや問題集、テストなどの教材はどこの出版社のものを使う?
授業以外にも、実は決めたりやったりしなければいけないことはたくさんあります。
では、これらの仕事は、一体誰がやっているのでしょう。
塾の会社=塾講師のみ、ではないことは想像できると思います。
大きな会社であれば、総務、人事、経理、法務、システム、広報、営業、マーケティング、業務…など様々な部署があり、それぞれで業務を分担しています。
しかし、私たち3ArrowsHDの場合は、多くを現場の社員が手分けしています。
もちろん、教室を新たに作るとなれば建設事務所やオフィスサプライの会社などのプロにお願いしますし、法律や会計、税務などもそれぞれの専門家に依頼します。
しかし、なんでもかんでも誰かに「外注」すれば当然それだけのコストがかかります。
そして、かかったコストは最終的に、生徒・保護者の受講料や月謝に乗っかります。
大手塾がそれなりに受講料が高くなるのは、こうした本部的業務などにかかる経費や広告宣伝費などが膨らむためです。人件費などももちろんかかります。
塾は高くて通わせられない…という保護者、本当は5科で通いたいのに経済的に仕方なく3科で…という中学生。
子どもたちがやる気になっていても、受講料が高くて…という悩みを少しでも緩和するため、少しでもコスト削減できるところは削減しようと、私たちは自分たちの手でできる業務は極力自分たち自身でやっています。
経理や事務の多くは、教室受付で子どもたちや保護者の対応をする社員と本部役員とで手分け。
教室を作ったり様々な備品を手配したり、他社様との渉外などは代表取締役や本部役員が自ら…とそれも現場の授業を担当しながらです。
また、出席簿や授業記録など、日々先生たちが使う様々な帳簿などをデジタル化&ペーパーレス化するためのシステム構築は、理系科目担当の先生たちで手分けして構築。
新規生徒募集のチラシのデザインやホームページのブログ更新などは教室責任者やベテラン教師たちの有志が担当しています。
新卒採用活動や新人研修も、私のような一講師ができる範囲でお手伝いをしながら進めています。
授業で使うテキストや問題集、テストなどの教材類は、講師全員で出版社の皆さまと相談しながら決めていきます。
新教室開校当初は社員一人ひとりがチラシを何百枚と持ってあちこちに配布にいきます。
天井のエアコンのフィルター清掃、大雪のときの雪掻き、カンタンな備品なら修理もします。
コロナ禍にあってはいち早くZoomを導入したオンライン授業の態勢を皆で構築しました。
もちろん塾ですから「授業」が第一です。
でも、子どもたちが安心して快適に効率よく勉強できるよう、「縁の下の力持ち的仕事」もできるだけ自分たちの手で。そう考えています。
様々な経験をしたい、自分の能力を活かしたい、そんなアナタ。
これまでの経験やスキルを意外なところで発揮できるのも、当社の魅力の一つですよ!