株式会社3ArrowsHD、採用担当の中山です。
塾講師の仕事といえば、もちろん一番は「授業」です。
平日は夕方16時50分から小学生の授業が、
夜19時30分から中学生の授業が始まります。
土曜は授業はありませんが、午前10時から教室を開放して
自習や補習の為の時間として多くの生徒が出入りします。
なお、講習期間中は別途講習時間割で稼働します。
3Arrowsの授業は、少人数制グループ指導。
1つの教室には座席が16~20前後が基本で、
教師一人でも十分に目の行き届く人数設定になっています。
対面指導にこだわり、生徒と先生との対話の中で授業を進め、
一方的な「教え込み」ではなく生徒の発言や演習の時間をたっぷり
とりながら、授業中での理解、納得を目指します。
授業の進行は担当の先生にお任せ。
年間の指導カリキュラム、単元の順序や宿題の出し方等は全て
担当教師の一存で決めることもできます。
もちろん、法律や規則、社会的規範等に反することは厳禁ですし、
同じ教科を担当する先生たちと相談したり、校舎スタッフと指導方針を
共有したりもしますが、
会社としての統一の「授業指導マニュアル」のようなものはありません。
生徒の成績、やる気、満足度が上がれば良し。
そのために何ができるか、何をするべきか、
先生自身が考え、決定し、実際に実践することができます。
小学生の授業は1コマ1時間。
中学生の授業は1時間半~2時間。(学年、コース等により違いはあります)
まず子どもたちの気持ちを温める導入から。
学校での出来事や気になるニュースの話、出席確認や連絡事項なども交えながら
授業にスムーズに入るため場を温めます。
ここで漢字や英単語、計算等の小テストを実施することもあります。
今日の学習単元について概要を説明しながら、いよいよ本題へ。
先ほども書きましたが、マニュアルはありませんので、先生個々に様々な展開が
あり、とても面白いところです。また、先生の腕の見せ所でもあります。
シーンと静かに話を聞く…というスタイルもありますが、どちらかというと
3Arrowsの授業は、ワイワイと活発ににぎわっている感じです。
先生の面白いギャグに生徒たちがドッカンドッカン腹を抱えて笑うこともあれば
真剣に問題と向き合い集中して解いている無音の瞬間もあります。
「ここがわかる人?」と先生が問いかけ、一斉に生徒たちが手を挙げて答える。
参加型でメリハリのある授業が特徴です。
和やかに進む授業もあれば、スピーディーに進む授業もあり、
まさに十人十色、担当教師によって授業のスタイルは様々。
解説を聞くだけではなく、板書内容をノートにまとめたり、問題演習をしたり…と
生徒たちに作業をさせることも忘れません。
話を聞いているだけだとどうしても「わかったつもり」になり、
帰宅してから一人でやる段になって「わからない」となるのを防ぐため、
できるだけ授業内で問題を解く時間を作るようにしています。
生徒たちが全力で授業に取り組むためには、
まず私たち教師が全力で授業をすること。
何年塾講師としての経験を積もうが、これだけは絶対に変わらない点のひとつ。
そして、毎回の授業後には自己反省と次へ向けての改善策を考える。
何度授業をしても、何回同じ単元をやっても、「完成」は難しいのです。
でも、全力で準備して、全力で授業するからこそ、面白い。
1時間、2時間の授業はあっという間に終わってしまいます。
生徒たちが「今日の単元超解かったわ~」と言いながら帰っていくのを見て
こっそりガッツポーズ決めちゃったりします。