これが私の仕事 |
データサイエンス。実際の分析およびチームマネージャー。 現在私が担当しているのはデータサイエンスという領域の仕事です。この仕事は、データ分析によって様々な知見を手にし、ビジネス上の示唆を得ることを目的としています。
私の所属するみどりクラウド事業部では、「みどりクラウド」という農業向けのIoTサービスを展開しています。みどりクラウドは主にビニールハウス内で利用され、2分おきに気温や湿度、日射量といったデータを収集し、可視化するサービスです。データサイエンスチームではこれらのデータを活用し、栽培管理の最適化や、経験や勘に依存した農業からの脱却を目指す分析を行っています。分析結果をもとに栽培方法を見直していただくことで、収量が大きく上がるケースもあり、自身の仕事がお客様の課題解決に直結することからやりがいと大きな責任を感じる仕事となっています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
データ分析をした農家さんの収量が20%上がった! 入社3年目~4年目にかけ、ある地域のトマト農家さんを対象としたデータ分析に取り組みました。
彼らは元々地域でもかなり優秀な成績を誇る方々でしたが、向上心が強く、更なる効率化や収量、品質の改善を求めている農家さんたちでした。
自治体と連携しつつ彼らにみどりクラウドを導入していただき、およそ1年半かけてデータ収集とデータ分析を実施しました。
データを細かく見ながらわかりやすく解釈し、丁寧に可視化することで、農家さんたちに現在の環境状況を把握していただき、さらに数理モデルや機械学習を用いた分析を行うことで改善要因を特定し、改善方法を提案しました。
結果として、収量のさらなる向上につながり、農家さんから「ぜひまた色々教えてください」という言葉を頂けたことが印象に残っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
みどりクラウドの取り組みが自分の興味と一致していたため。 私は農学部出身でした。
農学部の王道就職先といえば食品メーカーや化学メーカー、化粧品メーカーなどで、私も例に漏れず食品メーカーを中心に就職活動をしていました。
就職活動の中で、どうも自分が工場で働くというビジョンが見えず、一方で生物学が好きで専門は植物だったことから、「何か生物、あるいは植物に関われる仕事で自分の働く姿がイメージできるものはないだろうか」と企業を検討していました。
そんな中で出会ったのが、セラクのみどりクラウド事業部でした。
当時趣味でプログラミングをほんの少しだけかじっていたこともあり、「農業×IT」というキーワードが魅力的だったため、入社を決めることにしました。 |
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これまでのキャリア |
組織体制変更を伴いながらも、データサイエンティストを続けて4年目。 |