私たちは、中華料理の食材としてよく知られている「フカヒレ」を専門に生産する会社です。日本最大級のサメの水揚げ港である宮城県気仙沼港の近くに拠点を構え、フカヒレの加工を行っています。サメの皮を丁寧にむき、骨を外して手作業で成形。本格的な中華料理で使用されている乾燥のフカヒレのほか、レトルトや冷凍として製品化。都内の有名ホテルやレストランに納品しています。
「フカヒレ」と言えば、中華料理の高級食材。フカヒレそのものが高価であり、料理にも手間と時間がかかるため、高級店以外では使われませんでした。そこで当社では、フカヒレをもっと使いやすいものにしたい、という思いで工夫と開発を継続。中華料理ではフカヒレを姿で使うことに注目しました。従来のフカヒレは、尾びれを姿のまま、手びれ背びれをほぐした状態で使っていましたが、手びれ背びれを姿で使えるように当社では成功しました。これにより、中華料理以外でも使用できるような製品やレトルト、冷凍食品を生み出したのです。現在では、お客さまのご要望通りに味付けをした製品も提供しています。
お任せする仕事は、製造・生産関連職です。ヨシキリザメの皮むきやカット、成形はすべて手作業で行っています。それは、サメの形状や大きさが一つひとつ異なるためです。その後の工程でも多くの作業員が丁寧に作業をしています。多くの作業員の管理を行い、お客さまの要望や納期に合わせて納品できるように管理するのがミッションです。そのほか、加工されたフカヒレをさらにスープ・具入りの最終製品を製造する工程の管理、生産管理などを行い、品質やコストを維持しながら顧客満足度の向上を目指します。入社後は、研修や勉強会があり、しっかりと知識を習得できる環境。仕事に必要な資格は会社のサポートのもと、取得できる制度もあります。
当社は、フカヒレを専門に加工する会社です。フカヒレは、ヨシキリザメのひれを加工したもの。気仙沼には、日本で水揚げされるサメの7~9割が集まっており、その大半がヨシキリザメです。当社と関連会社である株式会社中華・高橋でその過半数を仕入れ、加工しています。ヨシキリザメの身は、薄桃色をしていることから、ピーチシャークとも呼ばれており、あっさりしてフカフカ、身崩れしにくくどんな料理にも合う食材です。そのため、当社ではフカヒレだけでなく鮫肉も加工。丁寧に皮と骨を取り除き、ひれは乾燥させてフカヒレに、鮫肉は切り身や下処理済みの鮫肉、つみれなどに処理し、さまざまな用途で使用できる商品を製造、販売しています。
事業内容 | 食品加工、惣菜製造(フカヒレなど) |
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設立 | 1991年8月 |
資本金 | 3000万円 |
従業員数 | 56名(令和4年5月時点) |
売上高 | 10億円(令和4年4月期時点) |
代表者 | 代表取締役社長 高橋 滉 |
事業所 | 【本吉工場】 宮城県気仙沼市本吉町大谷87-1
【気仙沼工場】 宮城県気仙沼市潮見町2-77-1 |
沿革 | 1991年8月 株式会社中華高橋水産 設立
1997年7月 日本屈指のふかひれ生産地、宮城県気仙沼の南三陸国定公園内に本吉工場を竣工。フカヒレ専門工場として「ふかふか村」と名づける。 2017年9月 最新の設備とシステムを導入し、主にサメ肉の加工を手掛ける気仙沼工場(SHARK R&D CENTER)を竣工 |
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