三重金属工業株式会社

創業70年を迎えた当社は100年企業を目指しております。そこで原点回帰を図り、コアとなる「金型」技術をさらに高めていこうと考えています。(株)デンソー、住友電装(株)、パナソニック(株)といった日本を代表する大手企業とお取り引きしていただいているのも、金型技術が評価されたからです。お客様から注文を受けた製品を単純に作るだけでなく、モノづくりをしっかり理解している強みと、当社が持っているノウハウを活かして、「こういうモノづくりをしましょう」「この部品はこうやって作りましょう」と提案することもしばしばです。この提案力を活かして、当社にしかできないモノづくりを追求していきます。

家電部品の製造からスタートした当社ですが、20年程前から自動車部品の製造を始め、現在は自動車業界向けの部品製造が中心となっています。しかし、その技術を応用して、他の事業にも挑戦しています。その一つが医療関連です。バルーンカテーテル治療用医療機器部品のほか、車椅子やストレッチャー・ベッドと点滴台をワンタッチで固定して移動しやすくした「カチャっと君」や心臓マッサージをサポートする「心臓マッサージ棒」といったオリジナル商品も企画・開発・製造しています。今後も、新しい事業に挑戦していきたいですし、自社ブランド製品も作りたいと考えています。こうした、新事業開拓や新商品開発で活躍したい人も歓迎しています！

当社の強みは金属加工をした後に樹脂成形加工を連続処理し、金属と樹脂を一体化した製品を効率的に作る技術を持っていることです。特に、加工しにくい樹脂素材のスーパーエンプラ（PPSが中心です）を成形できる技術を持つことがお客様に高く評価されており、当社に対する依頼が増えている理由です。当社で製造した製品は、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車といった最先端車種に多く搭載されており、日本で走っているハイブリッド車のほとんどに当社で製造した部品が使われています。モノづくりのノウハウを豊富に持つ当社からお客様に提案することも多く、環境に優しい車づくりに、当社の技術が大きく貢献しています。