業種 |
アパレル・服飾・雑貨・皮革製品
繊維/専門店(服飾雑貨・繊維製品・貴金属) |
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本社 |
京都
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自分へのご褒美として、大切な方への贈り物として…
こだわりのある方に選ばれるオーダーメイドルームウェアや
寝具カバーを手掛けている会社です。
国内で丹精込めて仕事をしている
織屋さん、染屋さんとともに徹底的に質を追求し、
企画~製造~販売まですべて自社で行っています。
ここにたどり着くまでには多くの決断と挑戦がありました。
少し時間をいただいて
その70年以上の歴史をお話したいと思います。
1948年、当社の前身『岩本縫工所』は、大手の下請け工場としてスタートしました。安定した仕事量はありがたい一方で、そこには親会社の一存で未来が左右される怖さもあります。独り立ちを模索した1972年、会社を継いだ前社長は「すべての下請け業務を辞める」と決断しました。残ったのは仕入先である糸屋さん1件のみ。それでも、20年積み上げてきた確かな技術がありました。志ある仲間とともにイチから取引先を開拓。スーパーや量販店に自社製品を販売できる道筋をつけました。ところが、2000年代に入ると安価な中国製品が市場を席捲。海外で大量仕入、大量生産を行う大手メーカー相手に、小さな工場の勝ち目はありませんでした。
「価格競争はしない」と高品質化に舵を切り、販売先も高級品を扱う家具店などへと拡大。そんな中、取引先から「変則的なサイズのシーツを作れないか」と相談されました。1cm単位のカスタマイズ商品は数が出ません。当然、社員からの反発はありました。それでも「大手が手を出さない分野だからこそ挑戦の価値がある」と周囲を説得し、徐々にオーダーメイド生産へと特化。特にリネン類にこだわりたいと考える高級旅館やホテルなどへも販路を広げ、「一枚から注文できるメーカー」としての地位を確立しました。そしていよいよオーダーメイドルームウェアの製造へ。エンドユーザーに直接商品を届けるECサイト開設で、一気に顧客層を広げました。
このECサイトも最初から好調なわけではありません。注目のきっかけは、コロナ禍に何かできることはないかと知恵を寄せ合い、肌に優しいマスクを製作したこと。そこにステイホームが加り、ルームウェアの需要が一気に高まりました。リモートワークを機に、WEB会議でも着られる少しフォーマルな部屋着が欲しいというような要望も寄せられ始めました。まさに、お客様の「自分好み」に応えられる当社ならではの展開です。この体制をさらに強化し、将来的には3Dパターンでのオーダーメイドへの対応や、海外への販路拡大も視野に入れています。時代を読み、高付加価値化へと歩みを進めてきた岩本繊維。その未来をともに創ってくれる方を募集します。
事業内容 | ◇業務用布団カバーなどの寝装具の製造販売
◇ルームウェア簡単オーダーメイド専門店サイト<つくるパジャマ>の運営 布団カバーなどの寝装具を始め、ルームウェアやパジャマなどの 企画から製造販売まで一貫して行っています。 国内に自社工場を持つ数少ないメーカーのひとつです。 「京都発JAPANクオリティ」というどこにも負けないこだわりで、 多品種・小ロットのオーダーメイドに対応。 リネンにこだわりを持つ旅館やホテルからの注文に加え、 最近ではネットショップにも力を入れ、 エンドユーザーに直接商品を届けています。 すでに当社のオーダーメイドウェアのファンもたくさん。 毎月のように注文下さる方もいらっしゃいます。 ステイホームの影響でルームウェア需要が伸びた2020年4月は 前年同月比600%の売上を計上。 前年売上対比でも200%を超えました。 70年を超える歴史の中でも、 時代の流れや市場の変化を機敏に察知し、 社内体制や販路を柔軟に変えてきた当社。 この未曽有のコロナ禍も、そんな変化のきっかけのひとつです。 地に足をつけ、しっかりと体制を整えていきたいと思います。 本当に良いものづくりに力を尽くし、誇りを持って未来へ。 ともに歩んでください。 |
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設立 | 1973年3月
※前身にあたる岩本縫工所が1948年創業 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 56名 |
売上高 | 5億2358万円(2023年3月実績) |
代表者 | 代表取締役 岩本 悠資 |
事業所 | 京都本社・工場/京都府京都市西京区桂上野中町76番地
滋賀村山工場/滋賀県東近江市大萩町198番地 |
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