八木工業株式会社

自動車に欠かせない部品、“ベアリング”をご存知でしょうか？自動車の内部で使われていることから、「初めて聞く」という方が大半だと思います。ベアリングの役割は、車輪を安定させたりギアをかみ合わせること。わずかな摩擦でさえ故障の原因になる自動車において、スムーズな走行を実現するために必要不可欠な部品です。私たちは、そんな重要な部品を独自の技術で製造。普段は目に見えない部品ですが、あなたが乗ったことがあるあの自動車にも、実は八木工業の技術が活きています！

八木工業とベアリングの歴史は、今からさかのぼること60年以上前。大手ベアリングメーカー「日本精工（株）」との出会いが、事業発展のきっかけでした。当社の前身である農機具の製造で培った技術をもとに、ベアリング製造へと進出。国内の自動車産業の発展を支え、現在ではグローバルな事業展開を行っています。2003年にはポーランドに、2008年には中国に生産拠点を展開。現地主力サプライヤーとして、「YAGI」の名称とともに高い評価をいただいています。今後も、ものづくりを通して社会に貢献できるよう世界から信頼される企業を目指しています。

金属を叩いて加工し、目的の製品に生まれ変わらせる「鍛造」という工程。当社は早くからこの分野に進出し、生産ラインの高度化に努めてきました。なかでも、鍛造から機械加工まで行える「高対応型一貫生産システム」は、当社独自のシステム。材質・形状などの多様なニーズに対応でき、効率的で高品質なものづくりを実現しています。こうした技術やノウハウは、社員1人ひとりの努力で成しえたもの。八木工業では、付加価値の高い製品をお客様に提供するために、社員一人ひとりが自分で考え・行動することを大切にしています。これから仲間となる方に求めることも、そうした主体性や積極性。より良いものづくりを追求できる意欲を求めています！