これが私の仕事 |
営業部と製造部門のバトン役 入社から9年目を迎える現在は、技術部品質保証課にて勤務しています。技術部を一言で表すと営業部と製造部門のバトン役です。営業部がお客様から頂いた注文を、製造現場では「伸銅製品」という形にしなくてはなりません。お客様から求められる品質は日々高くなります。加えて多品種少ロットでの受注が増えており、1ヶ月に2,000~2,500ロットの製品を製造しなくてはなりません。「お客様が求める製品規格、品質」「製造現場の生産性、歩留」。この二つを満たすことができるよう、製造工程の作成、製品別仕様の作成を行います。製品ができた後の最終検査は最も重要な業務の一つです。個社別の取決事項や JIS 規格等が満たされていることを検査しています。様々な試験機や手法を用いて、合格した製品の出荷許可を行います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自身で考案した検査装置が上手く動いたとき 製造部製棒課にて、勤務していた時の事です。六角材キズ検査を、カメラを用いて行う検査装置が新たに導入されました。設置した生産ラインは古くから使用されていることもあり、合否判定後の振分(良品と不良品に自動的に分けること)を自動的に行うことができませんでした。この振分動作を行う設備の考案を任されました。自身の考えた振分装置を、社内の修理保全部門、電気保全部門協力のもと、自社で製作、設置を行いました。多くの人たちと協力し意見を出し合いました。試行錯誤の後、約3ヶ月で完成しました。ライン設置後、思い描いた通りに動き始めた装置を見た時は、それまでの努力が報われ大きな達成感がありました。後日、この装置を現場で見た当社の会長に「出来が良い」と褒めて頂いた時は、とても嬉しかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
採用面接時の手作り味噌汁 ズバリ直感です。本社での採用面接試験の日、私達受験者にお弁当が振る舞われました。他社でも採用試験時に食事を頂くことはありました。違いは、手作りの味噌汁が付け加えられていた事でした。当時はまだ学生の私達にも、細かな気配りを頂いたことにとても感動しました。その温かさに緊張も解れました。面接では飾らず本来の自分を発揮することができました。その時、大木伸銅は社員を大切にしてくれる会社なのだと思いました。そんな思いも今では確信の物です。社長をはじめ、当社の社員は「和」を大切にしています。一人一人を尊重し合いながら業務に取り組んでいます。長い歴史や技術力。当社には誇るべき事がたくさんあります。それでも一番は、「働く人々の優しさ」であると自信を持って言えます。 |
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これまでのキャリア |
製造部製棒課:製品検査業務(1年)⇒検査業務管理(1年)⇒製造設備管理(3年)
技術部品質保証課:品質保証業務(4年・現職) |