鳴門塩業は、日本で使用される安全な食塩を確実に供給することが使命です。食塩は、水や空気のようにあって当たり前のもの。だからこそ、当然のように、安全で確実に供給されなければなりません。当社では、製造機器を稼働させる技術者、食塩の安全性を検査する薬剤師が活躍しています。鳴門の恵まれた環境だからこそ生み出される食塩を通して、人々の生活を支える製品を一緒に作りませんか?
鳴門で塩業が始まったのが約400年前。以来、形を変えながら、今では日本の食塩を支える企業として鳴門塩業は成長してきました。食塩は水や空気と同じように「あって当たり前」そして「安全」なものとして供給されなければなりません。日本の塩は、化学の力でなく「物理の力」で作られます。海水に電気を通し、かん水という濃い海水を作ります。そして、真空蒸発缶で煮詰め、遠心分離機で脱水し、最後に塩を乾燥させます。これらの工程のエネルギーを自社発電のボイラーで全てまかなうので、より効率的に省エネルギーが実現するように工場を修繕し、稼働させます。安定的に安全で安心な食塩が供給できることこそが、私たちの誇りです。
2002年、GMP(日本薬局方)認可を取得し、国内製塩メーカーではじめて医薬品製造工場を稼働させることになりました。塩は点滴に使用されたり、人工透析として使用されたりと、人間の体にとって必要不可欠な成分だからこそ、医薬品の原料として使われます。医薬品の原料として品質に問題がないか、検査し資料を作成します。また、製造現場も厳重に管理され、品質を保つためのあらゆる基準を守り製造されているかも管理します。医薬品の原料としても活躍する当社の製品の品質を保つことで、医療現場を守ることにも繋がります。
私たち塩業は、安心で安全な食塩を供給するという使命を持つ一方、企業として存続するために収益を上げることも大切です。そのために、付加価値の高い製品、例えば、特殊製法塩と呼ばれる、いわゆる各家庭でご利用頂く食塩の増産を目指しています。そして、各企業の要望に対応した製品の提案、開発も積極的に行いたいと思います。例えば、最近ではインスタントスープに入っている粉塩なども開発しました。食塩は必ずといっていいほど、食品に使用されています。今までの安定的に供給するということから進化し、食品の進化にあわせて、その使用方法も含めて提案できる企業へ進化し、22世紀に存続する企業を目指します。
事業内容 | 塩、医薬原料、特殊製法塩、食品添加物、にがり製品の製造販売、包装用資材の製造及び販売 |
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設立 | 1966年(昭和41年)12月5日 |
資本金 | 4億7600万円 |
従業員数 | 186名 |
売上高 | 80億6829万1000円(2024年3月期実績)
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代表者 | 代表取締役社長 安藝 順 |
事業所 | 本社・工場 〒772-8520 徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島53
東京営業所 〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-3-1 第1ニサワビル4F |
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