当社は、射出成形用セラミックスコンパウンドと、射出成形機を使った精密ファインセラミックス加工品の製造を行っています。
私たちがつくるセラミックス製品は、医療関連機器や電子機器、装飾品などの部品として、国内外問わずさまざまなシーンで使われています。
また当社は、2019年から継続して「ユースエール」の認定を取得しており、若者の採用・育成にも積極的に取り組んでいます。
私たちは、東ソー株式会社の100%子会社として、1988年に富山県富山市で誕生しました。当社は、親会社である東ソーが製造・販売する、世界トップクラスのシェアを誇るジルコニア粉末を原料とし、加工品を開発・製造しています。東ソーグループは、業界の中では数少ない原料の生産から成形・加工、検査までを一貫体制で行っており、これにより当社では、高品質なセラミックスコンパウンドや、複雑形状の成形品の量産体制を実現しています。この一貫体制での生産が、当社のものづくり技術の品質安定性の高さにも寄与しています。近年は、AIによる自動検査装置の導入等、IoT化にも積極的に取り組んでいます。
東ソーのジルコニア粉末は、セラミックスの欠点である脆さを克服した、並外れた強度・靭性や、カラージルコニアに代表される高い審美性や機能性、品質安定性を特徴としています。当社はそれらを背景に、長年に渡り生産性の高い射出成形技術を中核とし、ものづくり技術を高めてきました。中でも、異なる2色のジルコニアを一体で成形し、同時に焼き上げる2色成形技術では、世界初の製品化に成功しました。この2色成形は、原料粉末から成形、焼結までを高度に制御することで成し得る技術であり、それらを一貫体制で行える、当社ならではの技術です。このような世界レベルのものづくり技術により、時代に先駆けた新製品を世界へ送り出しています。
人とは会社の原動力であり、更なる飛躍のためには人材育成は欠かせないものです。そのため当社では、人材育成に力を入れています。新入社員研修は特に手厚く行っており、社内研修の他にも、グループ会社や外部での研修にも参加しています。入社後に1ヶ月半の研修を行い、各部署へ配属となった後は、1~3ヶ月のOJT(職場内訓練)を実施します。その後も、個々の成長や職域に応じたサポートを行っている他、「スキルアップ選択型教育」により、個々のキャリアプランの実現も支援します。努力と成長が正当に評価される体制と、待遇面に反映される人事考課制度・賃金制度により、成長を実感しながら高いモチベーションで活躍することが可能です。
事業内容 | ・精密セラミックス加工品の製造
・射出成形用セラミックスコンパウンドの製造 |
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設立 | 1988年(昭和63)年4月2日 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 79人(2024年1月29日現在) |
売上高 | 47億4900万円(2021年度) |
代表者 | 代表取締役社長 兼 工場長
渡邊 正広 |
事業所 | ◆本社
〒931-8371 富山県富山市岩瀬古志町2 ◆富山工場 〒931-8371 富山県富山市岩瀬古志町2 |
株主構成 | 東ソー株式会社100% |
URL | https://www.tosoh-ceramics.co.jp/ |
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