これが私の仕事 |
県内食品関連企業の発展のため、新技術や新製品創出を支援する 現在私が所属している食品産業技術センターでは、県内食品関連企業の発展のため試験研究・技術相談・依頼分析等によって、新技術や新製品創出の支援を行っています。
私が初めて担当した仕事は、愛媛県産アボカドのおいしさの分析でした。この仕事を通して、実は愛媛県がアボカドの作付面積日本一であることや、アボカドにも多くの種類があること、熟れてないアボカドはとても苦いことなど、愛媛とアボカドの新たな一面を知ることができました。
食品産業には、ジュースやジャムなどの農産加工、練り製品などの水産加工、味噌醤油やお酒のような醸造など様々な種類がありますが、分からない分野のことでも先輩方に相談しやすい雰囲気のおかげで、スムーズに業務ができています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
見たことも聞いたこともない食材との出会いで、好奇心を刺激される 企業の方等からの技術相談や共同研究などを通して商品化された製品などが、実際に販売されスーパー等に並んでいるのを見た時は、自分のやったことが貢献できているのだと強く実感することができ、大きなやりがいを感じられます。
食品の種類とそれに応じた加工法、機能性成分、分析方法など、必要となる知識が多岐に渡るところは難しく感じることもあり、論文や他研究機関の研究報告等から新たな知見を得ることが欠かせません。逆に、見たことも聞いたこともないような食材と出会った時は面白さを感じ、どうやって加工したらより美味しくなるのか、どういう栄養素が含まれているのか等、気になってしまうことが多く、常に好奇心を刺激されています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大学で培った知識を活かして、愛媛県の魅力を知ってもらいたい 県外の大学へ進学をしたことで、改めて愛媛県が住みやすく魅力のある県だと感じました。そこで、大学で培ってきた化学の知識を活かして、愛媛県の魅力をさらに多くの人に知ってもらいたいと考えたのがきっかけです。
化学職として、大気・水質保全等の環境分野や循環型社会の構築、防災・減災対策、持続的な産業振興・経済発展など、多岐に渡る分野で、培ってきた能力を活かし愛媛県の発展のために尽力したいと考えています。 |
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これまでのキャリア |
令和2年度 入庁 産業技術研究所食品産業技術センター |