戦前は東洋一の軍港として栄えた「戦艦大和」の町、呉市。その高い技術力は鉄鋼や造船などに引き継がれ、今日も世界の注目を集めるものづくりが呉で行われています。一方、瀬戸内海の温暖な気候は、柑橘類や水産物といった特色ある恵みをもたらしてくれています。このように呉市では、自然と産業の心地よい調和があるのです。2016年4月1日からは、「中核市」に移行。これに歩調を合わせるように2016年2月、新庁舎が開庁。福祉関係の窓口が新庁舎に集約されたことで利便性が向上するなど、市民に対し、より充実した行政サービスを提供する体勢が整いました。呉市は県内の中枢都市として多様な役割を担いながら、市民の期待に応えていきます。
社会情勢の変化に応じ、人々の生活に求める価値も変わります。人々の思いを的確につかみ、行政サービスに反映するには、職員が自身の能力や意識を高め続けなければなりません。そのため呉市は、研修に注力しています。例えば、決まった入庁年数や年齢、職位で受講する課程研修では、各階層や年齢で身につけてほしいスキルや、ものの見方・考え方を学ぶメニューを実施しています。また、呉市版OJTマニュアル(部下育成ハンドブック)を通じ、新人・若手職員を職場全体でフォローするなど、人材の力を最大限に引き出せるように取り組んでいます。
呉市が職員に求めるのは、次の通りです。【1.市民の立場で考え行動する職員】呉の人々にとって、市は最も身近な基礎的自治体。人々が安心して日常を送れるよう、彼らの声に耳を傾け、彼らと同じ視点で思考・行動する姿勢が不可欠です。【2.常に改革・改善に取り組む職員】前例や既存の概念にとらわれていては、環境変化に対応できません。失敗を恐れないチャレンジ精神が、新たな課題を克服する原動力となるのです。【3.市民に信頼される職員】地方分権の推進と共に、市の役割は拡大しています。市民全体の奉仕者として、公平・公正に、責任感を持って業務を遂行する。それによって信頼関係を育むことが、円滑な行政運営の基盤となります。
事業内容 | 呉市は,豊かな自然に囲まれ,海軍工廠の技術等を生かしたものづくり産業や豊富な医療資源などを有する多様性に富んだ都市です。
しかし,近年は人口減少,少子高齢化が進行する中で,情報通信等の技術の急速な進歩や自然災害の脅威への対応,さらには新型コロナウイルス感染症の克服など多様な課題が山積し,大きな転換期を迎えています。 このような時代において,私たちは,一人ひとりが危機感を持ちながら主役となって変化する社会や課題に正面から向き合い,柔軟に対応しながら,呉市のあるべき未来の姿に向けた取組を推進します。 私たちが描く未来の呉市 (1) 質の高い生活が実現されるスマートシティ「くれ」 (2) 新たなチャレンジでビジネスチャンスを生み育てる「くれ」 (3) 都会にはない心地よい暮らしが人々を惹きつける「くれ」 (4) 災害に屈しない強靱じんなまち「くれ」 (5) SDGsを通して豊かな未来を創る「くれ」 これらの未来の呉市の姿を市民や企業などと共有し,その実現に向けた取組を進めることで,豊かで安心な生活が実現し,若者,高齢者,女性,障害者,外国人など,全ての人々が住みたい,住み続けたい,行ってみたいと思う,人を惹きつける魅力的なまちを目指して,次のとおり将来都市像を定めます。 【令和12 年度(2030 年度)末における呉市の都市像】 誰もが住み続けたい,行ってみたい,人を惹きつけるまち「くれ」 ~イキイキと働き,豊かに安心して暮らし,ワクワク生きる~ |
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設立 | 明治35年10月1日 |
従業員数 | 1,832名(令和3年4月1日現在) |
代表者 | 呉市長 新原 芳明 |
事業所 | 呉市役所(呉市中央4丁目1番6号)
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