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株式会社日本政策金融公庫は、歴史的に大きな役割を果たしてきた、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫が統合し、2008年10月に設立された、民間金融機関の取組みを補完し、事業に取組む方々等を支援する政策金融機関です。
日本政策金融公庫は、民間金融機関が行う金融を補完し、事業に取組む方々等を支援する政策金融機関です。災害からの復興支援に加え、創業・新事業、事業再生、事業承継、ソーシャルビジネス、海外展開及び農林水産業への新たな展開などの支援に取り組んでいます。小企業・創業企業等向け融資を担う国民生活事業、農林水産業・食品産業向け融資を担う農林水産事業、中小企業向け融資を担う中小企業事業それぞれが長年培ってきた専門性とノウハウを有しており、3事業一体となって総合的に支援しています。職員一人ひとりが政策金融を担う者としての高い志を持ち、日本経済の成長発展や国民生活の向上のために全力でチャレンジを続けています。
日本政策金融公庫は、「国民生活事業(小企業及び創業企業向け業務)」、「農林水産事業(農林水産業者向け業務)」、「中小企業事業(中小企業向け業務)」の3つの事業から成り立ち、各事業が高い専門性を活かした政策金融を的確に実施しています。 また、3つの事業のノウハウやネットワークを共有することにより複数事業が連携した融資やビジネス商談会の開催など、総合力を発揮したお客さまサービスの向上に積極的に取り組んでいます。なお、金融秩序の混乱や大規模災害等の危機発生時に、指定の金融機関への信用供与を通じて、事業者への円滑な資金供給を促進する「危機対応等円滑化業務」も担っています。
日本政策金融公庫では、職員の結婚・出産等のライフイベントに応じて、転勤に対する本人希望に配慮する「転勤特例制度」や転勤の範囲が限定的な職種「地域総合職」を設け、転勤による職員負担の軽減を図っています。また、育児休業や介護休暇、短時間勤務など出産・育児・介護に関する制度の充実や、週2日のノー残業デーの実施、計画的な休暇取得を奨励するなど、働きやすい職場環境づくりを推進し、職員のワークライフ・マネジメント実践を支援しています。(次世代育成支援対策推進法第15条の2の規定に基づく優良な子育てサポート企業として認められ、2016年3月に認定マーク「プラチナくるみん」を取得しています。)
事業内容 | 中小企業・小規模事業者及び農林水産業者に対する事業資金融資等
◆国民生活事業 (小企業及び創業企業向け業務) 小口の事業資金融資 創業支援・地域活性化支援 国の教育ローン ◆農林水産事業 (農林水産業者向け業務) 農林水産業者向け融資 食の安全の確保、農食連携を支える食品産業者向け融資 コンサルティングやビジネスマッチング等の経営支援サービス ◆中小企業事業 (中小企業向け業務) 中小企業への長期事業資金の融資 新事業支援、事業再生支援、事業承継支援、海外展開支援 信用保証協会が行う中小企業の借入等に係る債務の保証についての保険の引受け等 |
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設立 | 2008年10月1日 |
従業員数 | 7,436名
(2022年度予算定員) |
融資残高 | ◆国民生活事業 12兆6,962億円
◆農林水産事業 3兆5,517億円 ◆中小企業事業 8兆4,326億円(融資業務) (2022年3月31日時点) |
代表者 | 総裁 田中 一穂 |
事業所 | ◆国内 本店/東京
支店/全国主要都市に152支店 ◆海外 駐在員事務所/バンコク、上海 |
沿革 | 1949年 国民生活金融公庫(旧国民金融公庫)設立
1953年 農林漁業金融公庫設立 1953年 中小企業金融公庫設立 2008年10月 株式会社日本政策金融公庫設立 (国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫が統合) |
資本金 | 11兆6,127億円(令和4年3月31日時点) |
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