業種 |
水道
メンテナンス・清掃事業/設備・設備工事関連/コンサルタント・専門コンサルタント/建設 |
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本社 |
広島、岡山
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残り採用予定数 |
2名(更新日:2024/09/17)
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災害や地震のリスクから、
快適な都市生活を守るために。
都市の地下を網の目のように走る下水道は、大切なライフラインであり、人々の暮らしを支える重要な社会インフラです。
アクアスマートは、先進の技術でこの快適な都市生活を守る管路更生工事のプロフェッショナルです。
下水道は、私たちの安全で快適な生活を守る、重要な社会インフラです。この下水道は、約半世紀前より日本中の自治体が積極的に普及させてきたもので、その長さは直線距離にして約45万kmもの長さになっています。しかし、今その下水道が危機的状況に陥っています。下水道の老朽化の基準は30年とされていますが、約10万kmの下水道がそれに該当する状況になっているのです。老朽化した下水道は地上への水漏れ、地下水の汚染などさまざまな弊害を引き起こす可能性があり、現在、その対策のための改修工事が急務となっている状況です。アクアスマートは、そうした強い社会ニーズを背景に事業展開する、下水道の調査・施工の専門企業です。
アクアスマートの業務は、大きく言えば2つあり、1つは下水道の劣化状況の「調査」、もう1つは「更生(補修)」です。調査については、小さなTVカメラ車を使用した「TVカメラ調査」や管内を360度撮影した映像から調査する「画像展開システム検査」、さらに最も先進的な「衝撃弾性波検査」などを採用しています。また、更生については、管内にプロファイルを巻いていく「SPR工法」や管内に特殊な塩ビ管を入れた後、蒸気過熱で内側から補修する「オメガライナー工法」などを採用しています。アクアスマートは、こうした調査・補修の分野で技術力を研鑽・蓄積し、行政機関をはじめとする数多くの取引先から高く信頼される企業となっています。
アクアスマートの業務エリアは、広島・岡山を中心にして、中四国一円に広がっています。調査業務も、更生業務も、基本的にはチームが編成され、チーム単位で業務にあたります。人数的には、業務内容によって3名から10名程度に分かれ、常時3~4つのチームが活動を行っています。また、多くの場合、これに外部協力企業から必要に応じてスタッフが参加します。各々のチームは、リーダーのマネジメントの下、迅速かつ正確に作業を進めますが、アクアスマートが最も重視しているのは強力なチームワークに他なりません。各々が高いプロ意識で連携し、一つひとつの仕事をチームとして完璧に行っていくことが、アクアスマートの流儀です。
事業内容 | 下水道管きょ等の調査業務/劣化管の更生(補修)業務/メンテナンス業務 |
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設立 | ■2011年10月31日 |
資本金 | ■5000万円 |
従業員数 | 44名 |
売上高 | 9億8,000万円
(2022年3月期実績) |
代表者 | ■代表取締役社長 中村 康徳 |
事業所 | ■本社 広島 |
新鋭の手法を駆使した、以下の3つの調査を行っています。 | 下水道管の劣化状況の調査は、従来通り人が管内に入り、目視などで確認する調査が一般的に長く行われてきました。しかし、人が入れる大きさの管は多くはありません。そこで、さまざまな技術、最新の機材を使用した調査方法が主流になっています。私たちは、業界でも最新鋭の手法を駆使した、以下の3つの調査を行っています。
1:TVカメラ調査 管径800mm未満の管路、また800mm以上であっても作業者の安全が確保されない管路調査時に使用される一般的な方法です。管路内にTVカメラを入れ、地上に設置したモニターに管内の状態を映しだし、それをDVDに連続的に収録するとともに、不良箇所があった場合は写真撮影(静止画保存)し、調査記録表に収録します。 2:画像展開システム調査 画像展開システム調査は、カメラを正面に向けたまま走行するだけで、管内面の全周の状態を把握することができ、高速かつ効率的な管路調査を行うことができます。調査終了後、撮影されたデータをPCにて展開画像として処理し、劣化や破損状況などを詳細に解析します。 3:衝撃弾性波検査 従来のTVカメラや目視調査では難しかった、人が入坑できない小口管路の調査解析を可能にしたのが、衝撃弾性波検査です。検査ロボットによって、管内の腐食や摩耗による減厚、破損、クラックなどを、非破壊で瞬時に測定可能で、診断結果は数値化され、管の健全度・安全度を高い精度で判定できます。 |
更生(補修)工法 | 劣化した下水道の更生(補修)は、もう一度道路を掘り返して、新しい管を埋めるような工法は現在ではあまり用いられていません。交通を遮断し、地上の安全管理を行いながらの工法は社会生活に支障をきたし、またコストもかかります。代わって、現在の主流は、従来の管を活かし、それを補強することで、新管以上の強度を持たせる方法です。私たちは技術的信頼性の高い以下の工法を採用しています。
1:SPR工法 SPR工法は、中・大口径の下水道を更生するのに適した工法です。マンホールから管路内に搬入した製管機が自走しながら、硬質塩化ビニル製のプロファイルを用いた更生管を築造します。さらに、裏込めを注入し、更生管と一体化します。非開削で通水しながらの施工が可能で、施工後は新管と同等以上の強度を持ちます。 2:アルファライナー工法 特殊な樹脂を含浸させた材料に、紫外線を照射して固めることで新しい管を築造する工法です。環境温度の影響を受けないため施工時間が短縮でき、硬化後の収縮も極めて小さく、高強度と耐久性を確保することができます。 |
社長メッセージ | 下水道は30年を超えると老朽化により、陥没のリスクが急増するとされています。30年を経過した下水道は年々増加し続けるため、まさに予断を許さず、老朽化対策は急務です。さらに、災害や地震への対応力も強化しなければならず、増え続ける老朽管に対して長寿命化工事や耐震化工事が追いつかない状況にあります。こうしたニーズの高まりを受け、中・四国でトップを走る私たちアクアスマートへの期待も増すばかり。その期待と信頼に応えるべく、人材を採用して育て、技術を磨き、企業規模を拡大するとともに、新技術やより良い材料を積極的に取り入れて、クオリティと効率化をこれまで以上に追求していく考えです。
より一層重みを増す社会的使命に正面から向き合い、美しい自然環境と人々の快適で豊かな暮らしを守るために、これからも全力で取り組んでまいります。業界の発展を背景に、地域で盤石な経営体力のある企業へ。着実に成長することで、社員が安心して働き続けられる企業へ。それが、私たちアクアスマートのビジョンです。 |
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